映像のクオリティ、3D効果、リアルな音声、すべて完璧です。
せっかく3Dテレビを買ってもソースに恵まれず、楽しめないでいるひとにはお勧めしたいです。
特に、3Dプロジェクターを持っている方は是非買って欲しいです。
画面が大きければ大きいほどこの作品は際だちます。
さらに音響まで環境を整えた方は迫力のある打ち上げシーンを堪能できるでしょう。
以下、少しネタ晴らしになりますので、気にする方は読み進めませんように。
冒頭、3D動画で始まります。宇宙飛行士のVR訓練のモニタ画像なのですが、なーんだ、3Dか、という
ちょっとしたがっかり感のあと、現実世界へカメラが移ります。訓練中の人間、周りでサポートする人間の
リアルな動きと存在感にはっとさせられます。
私は普段から3Dカメラを使っていますが、日常のスナップ写真を3Dプロジェクタで見返すと没入感
がすばらしく、その場の空気感までもがよみがえります。3Dの良さは、アクションばりばりの、
物が飛んでくるような物ばかりではなく、その場に居合わせているかのような没入感にあると思います。
宇宙ステーションの内部での活動や、組み立て作業は動きも緩慢でアクションを期待出来るものでは
ありませんけど、無重力での物の動きやひとの動作が手に取るように分かります。ステーションの内部に
まるで自分が居合わせるような感覚がすばらしい。
重量物を飛行士が移動させるシーンなど、2Dでは表現しきれない重さが伝わってきます。女性飛行士を
仲間が荷物のように移動させるユーモアあふれるシーンも、無重量下での重さの見当が付く物体の移動として
見るととても興味深いです。
ロボットアーム操縦者として、若田宇宙飛行士が登場します。ここも見所。たくさん語ります。
もっとも、静かなシーンばかりではなく、物がすっ飛んでくる場面もあります。
ソユーズの打ち上げでは通常あり得ない視点から打ち上げ風景を見ることになります。
自分に向かってくる爆風とカメラに当たる小物体にロケットの猛烈な推進力を肌で感じることができます。
買って良かったソフトでした。