創業当初、雑貨通販事業を手がけていたカンプラード氏は、扱ったアームレスチェアが人気を集めたのをきっかけに、家具販売を拡大した。イケアは「代々受け継ぐ高価な財産」と思われてきた家具の常識を覆し、安さを売り物とした。海外での生産、家具を解体しての運送・販売、大量生産・大量販売などによってコストを削減。安さに加え、シンプルで実用的、自然で明るいデザインは若者などの支持を集めた。イケアはドイツを皮切りに欧州市場を席巻し、いち早く中国、ロシアなどの新興国にも進出。さらなる進化を目指し、家具店内でレストランを経営したり、食料品を販売したりするなど、新たな試みも取り入れている。
本書は創業者の人物像も詳しく紹介する。カンプラード氏は世界的な大富豪だが、質素倹約を徹底している。ハイソサエティーの集まりには参加しない。古い国産車を愛用し、かかとのすり減った靴で歩き回る。“地味でケチ”な創業者の個性を浮き彫りにしながら、その泥臭さが、イケア成功の要因の1つになっていると指摘する。
(日経ビジネス 2007/06/18 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
3分の2は読み飛ばし,
By まめ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣 (単行本)
CDに入ってる評論家の説明みたいな内容。誉めすぎ。面白い部分は僅か。
5つ星のうち 3.0
これからこの企業はどうなるか?,
By Kenseitsuka (長崎) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣 (単行本)
Mr.カンプラードすごいカリスマ!! 価格、スタイル、常に「別の路線」をとれ。”上場”せず、”財団”にて企業組織をコントロールする、徹底的な節税。エピローグでもあったが、「このカリスマがいなくなったらIKEAはどうなるか?」疑問です。
5つ星のうち 5.0
家具王の創業物語,
By 焼のり (台湾) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣 (単行本)
ドイツ人の書いたIKEAの創業物語。スウェーデンのマッチ王にあこがれた少年はナチスに傾倒、やがてビジネスに目覚め家具王 へ駆け上っていく。コストダウンの為に、冷戦時代に東側で生産 したり、組立てもせず客に任せる。これが在庫スペースを減らし かつ組立てたという思い入れが客のブランド認識になったりと、 ケチ戦略がうまい方向に転じていく話が楽しい。持株会社でなく 財団が頂点で、コンセプトを管理する会社が別にある、という 組織も興味深い。個人的には、家具を買わずともレストラン に入って食べれるミートボール大好きです。
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