ドジで、恋愛に憧れて、お菓子作りが趣味
こういった面を言葉にして書き出すと、天海春香というアイドルはとても凡庸な存在に映るかもしれません。
このアルバムに収録されているトーク部分にしても、何かに突出したものがある、とは感じられないでしょう。
でも何故でしょう、収録された歌を聴くと彼女がオンリーワンであることを自然に感じ取れます。
「I Want」で高飛車に情熱を、
「大スキ!」で可愛らしく恋心を、
「悲しみよこんにちは」で前向きに再出発を、
「神さまのbirthday」「太陽のジェラシー」で恋人と過ごす幸せな季節を
「GO MY WAY!!」で彼女らしいポジティブな自分を
「i」で夢を追って頑張る日々を歌う声に惹かれます。
彼女は「普通の女の子の可能性」を体現する存在ではないでしょうか。
私は垣間見える彼女のそういう(偶像であるからこそ引き立つ)輝きがとても好きです。
白いだの黒いだのというのも、ネタとして盛り上がってこそいますが、それも彼女の可能性の中の一つでしかないんだなあ、とこのアルバムを聴いて思いました。
やよいのような、パンチのあるわかりやすさでは必ずしもありませんが、それは春香のそういったキャラクター性によるものだと受け止めました。
MASTER ARTISTシリーズが出揃ったとき、改めてこのアルバムの価値はぐっと高まるのではないでしょーか。(語り長くてスミマセン)
ちなみに私は「太陽のジェラシー」はオケやコーラスが歌謡曲っぽくて好きですよ。
そういう意味では正統アイドル曲だと思います(今風ではないですけどね)