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218 人中、196人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ぜひともプレイしてほしい2作品,
By
= 楽しさ:5つ星のうち 5.0
レビュー対象商品: ICO/ワンダと巨像 Limited Box (特製ブックレット、プロダクトコード同梱) (Video Game)
もともとかなり空気を大切にした高水準な映像の作品だったのですが、リマスターされ一段と美しくなりました。特にICOの方はPS2版では曖昧だったヨルダの表情までしっかりわかったり、見つけにくかった出っ張りなどが明確になったりと、よりHD化の恩恵が大きいように思います。 両作品は「ただ一つのこと」を目的としたゲームであり、収集要素などもほとんどありません。 だからといって決してゲームとして物足りないわけではなく、それだけシンプルに突き詰められていることをプレイしながら実感できる作品です。 『ICO』はヨルダという女の子と共に城からの脱出を目指すゲームです。 時折現れる影からヨルダを守るために戦う場面もありますが、城内を探索しながら仕掛けを解いていくことがプレイの大半となります。 よくゼルダの謎解きに例えられますが、的を射ていると言っていいでしょう。 主人公イコのアクションはかなり大胆なことができ、またその挙動が非常にリアルかつ足場の悪い場面も多いため、特に慣れていない序盤はかなりハラハラしながらプレイすることになると思います。 『ワンダと巨像』は、死んでしまった恋人を蘇らせるために16体の巨像に挑むワンダという青年の物語。 巨像の体躯をよじ登りながら、弱点に向かって剣を突き立てる。 アクションの腕ももちろんそれなりに要求されますが、それよりも巨像の弱点を見つけるまでが大変です。 あちこちへ逃げまわり、やっと巨像の弱点を発見し、さあ反撃だ!という手順になります。 もちろん巨像ごとにその姿形も弱点もまったく異なるので「巨像と戦うだけのゲーム」といっても、そう一筋縄にはいきません。 そして特筆すべきは、巨像戦のBGM。 弱点を模索している段階では重く追い詰められたかのようなBGMですが、反撃に転じるとまさに一転攻勢といった熱いBGMに変わります。 この音楽の質が実に高く、やっとの思いで反撃に移った際には、思わず前のめりになってしまう人も多いことでしょう。 そして両作品共に、ゲーム性だけでなくその世界観の素晴らしさに圧倒されます。 初めてエンディングを見たときにはしみじみとした、でも心に穴が空いたかのような切ない感動を味わいました。 退廃的でもの寂しいけれど美しい世界に浸りたくて、何度やってもしばらくするとまたプレイしたくなってしまいます。 この世界観に合うかどうかで作品自体の評価がまったく変わってくると思いますが、公式の映像など見て、気に入ると思ったならばプレイしてみることをおすすめします。ICOのPS2版は中古でも少々高値でしたので、前々から興味があったけど…という方もこの機会にぜひ。 特典のブックレットですが、設定資料に上田文人氏のインタビューや影響を受けた作品、両作品のレビューなど、付録としては中々読み応えのあるものになっています。 ファンの方にはかなり嬉しいものではないでしょうか。
73 人中、62人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい出来です。,
By
= 楽しさ:5つ星のうち 5.0
レビュー対象商品: ICO/ワンダと巨像 Limited Box (特製ブックレット、プロダクトコード同梱) (Video Game)
・ワンダについて元々綺麗なグラフィックでしたが、精細になったため最近のゲームと見比べても劣らないくらいの画だと思います。 遠くの景色もよく見えるので、アグロで走ってるだけでも楽しいですね。 ゲーム部分はフレームレートが上がってるので非常にプレイしやすいです。 激しいアクション部分でも処理落ちは起こらず快適です。 HDリメイクで1番変わった部分じゃないでしょうか。 ・ICOについて こちらもグラフィックが鮮明になってますね。 ゲーム部分は元々安定していたので、そんなに変わってる印象はありません。 正当なHDリマスターと言った感じですかね。 10年前のゲームですが、今でも綺麗に思えてきます。 R1ボタンが離せないゲームです。 どちらもPS2時代のアクション名作だと思いますので、 プレイされてる方は当時を思い出しながら、 初プレイの人は心から溢れ出る感動を是非体験してみてください。
36 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
価値あり,
By
= 楽しさ:5つ星のうち 4.0
レビュー対象商品: ICO/ワンダと巨像 Limited Box (特製ブックレット、プロダクトコード同梱) (Video Game)
ICO、ワンダ共PS2版購入、プレイ済みです。今回どれくらい違うか楽しみにしてました。PS3初期型にPS2版ICOを、薄型に今回のHD版ICOを入れて起動。接続はいずれもHDMI ケーブルで、同じ液晶TVに繋げて見比べてみました。まさかこうも違うとは。 PS2版は画面のざらつきが強く、じゃりじゃりとした落ち着かない印象。それでいて全体に ぼんやりとした画質で、キャラクターを動かすとそれが更に顕著に表れ、やはり今見ると かなり厳しい。 発売時同様ブラウン管で見たらまた違うかもしれませんが、現状こういう感想になります。 HD版は美麗の一言、画面全体がビシッと引き締まり、くっきりはっきりそれでいて炎から 立ち上る煙や、ぼんやりと照らし出される石造りの壁等、シャープな画質でありながら 淡い描写も秀逸で素晴らしい空気感を表現しています。さらに16:9のワイド画面の恩恵は 大きく、左右ぶった切りになってしまうPS2版にはもう戻れないでしょう。 画質に関しては期待して大丈夫です。 以下ゲームのレビュー。 ICO。このゲーム、驚くほどプレイヤーに与えられる情報が少ないです。マップも無ければ HPゲージも無い、果ては少女の言葉が分かりません。セーブポイントは椅子。座って眠ります。 既成作品で体験してきた視覚的ゲーム要素が極力削ぎ落とされているかのようなつくり。 おいおい何だこれ?と最初思うかも。しかしプレイしているうちにどんどん主人公に 感情移入している自分に気づきます。 素性どころか何を喋っても通じない、けれど自分の助けを必要としている少女と手を繋ぎ、 呼びかけ、襲い来る影から護るうちに言いようの無い感覚を呼びます。それは影の襲撃への 不安であり、少女を残して仕掛けを解除に向かう際に感じる焦燥であったり、いそいそと 戻って手を繋ぎ直した時の安堵だったり。なんだか少年の頃に戻ったような気持ちに なってしまいました(笑)。とにかく誰も饒舌にストーリーを語らない、なのに自然と プレイヤーの心の内に物語は刻み込まれていく不思議な一本。 アクションと謎解きがメインになりますがそこそこの難易度です。不条理な展開に挫折する、 と言うわけでは無いですがある程度のリトライは必須。頑張りましょう、この世界観と 二人に感情移入できた方なら最後まで行かないのは絶対に勿体無いです。壮大な演出や スケールの大きな物語を望む方にはオススメしかねます。全体に地味ではありますから。 人は選ぶもののはまる人は大好きになると思います。 ワンダと巨像。基本的にやることは愛馬に跨りシームレスに広がる荒野を駆け巡り、巨像を 見つけ出し破壊する。体力ゲージ、握力ゲージの増強アイテムの探索など、一応小さな 要素もありますが根っこはそれだけです。 巨像との戦いに挑むにあたって、まず攻略サイトを覗かない事をオススメします。 歩けば地響きがし、近くを走るだけでその震動ですっ転んでしまう巨像との戦いには、 必ず周囲の状況や巨像の動きの中に攻略のヒントがあります。そのヒントから閃きを得た 瞬間の興奮、そして理解しても実行に困難を伴う戦いの末、巨像を倒した時の達成感。 これはなかなか得がたいものです。それだけにこのゲームの初回プレイは大事にして 欲しい気がします。オチの分かった映画で2度目も同じ興奮を得るのは難しいので。 2作品とも万人にオススメできる感じではありませんが、ハマる人は本当にハマると思います。 このHD版が初プレイの人が正直羨ましい・・特にワンダ。出来ることならプレイした記憶を 消去して、このグラフィックと音でもう一度クリアしたいなぁ、なんて思ってしまった次第。
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