AZUセカンド・アルバム「Two Of Us」からのカット。
マイナー調のバラッド故、シングル向きではない。
でも、恐らく彼女自身がリリースを望んだのだろう。
そう、思える何かがある。
ジャケット写真のイメージの通りの曲。
小さく、か弱い彼女が涙を流している。
ひどく傷ついた彼女の心。
何故か、付属のDVDには別の曲「いますぐに」のMVが。
チャーミングな彼女の姿が見れる、いいMVだと思うが、ここには
タイトル・トラックのMVを入れるべきだと思うが。
涙を流しながら歌う彼女の姿は、心が締め付けられる。
それがたとえ、パフォーマンスだとしても。
珍しく、低い声を使い、かすれるように歌う。
いつもの透き通るような声は後半に。
変幻自在のコーラスや一人ユニゾンも、今回は抑えめ。
終わっていく恋を、振り切るように。
涙を流しながら。涙が枯れるまで。
弦楽器4重奏の、絡むバランス配置やアレンジが秀逸。
この地味でマイナー調の歌が、鮮やかに変貌していく瞬間。
このジャケット写真。
ショートボブにしたAZU。悲しみの涙にくれるAZU。
この写真ディレクターは最高の仕事をしている。
素敵だ。
でも、大丈夫。
それは、彼女が誰かかもしくは、何かに守られているから。
彼女自身が知らない所で、彼女は守られている。
そう思わせる何かが彼女の歌、そしてその存在に、ある。