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I LOVE 過激派
 
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I LOVE 過激派 [単行本]

早見 慶子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

過去に犯した罪の告白。1980年~90年代バブルの時代。セレブなお嬢様にならず、なぜかゲリラ活動。アジト生活、ガサ、逮捕と最底辺の生活…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

早見 慶子
元戦旗・共産主義者同盟メンバー。東京地区の指導部として活動。8年の組織活動と7年のアジト生活を経験。文化や歴史について討論するサークル「イリオス」を主宰し、現在も違ったカタチで活動中。愛知県出身。東京理科大学薬学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 276ページ
  • 出版社: 彩流社 (2007/09)
  • ISBN-10: 4779112893
  • ISBN-13: 978-4779112898
  • 発売日: 2007/09
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 かなり異色の左翼本です。だいいち、ちょっとふつうの日本人の言語感覚ではなかなか思いつかないタイトルだと思います。ジュンク堂では「事件・事故」の棚に置いてありましたが、そもそもこの本が出版されたこと自体が歴史的な「事件・事故」なのではないか? とも思えるまた別の意味であぶない本です。
 内容は、読み手自身の立ち位置によって、様々の読み方が可能の本だと思います。私は得体の知れない魅力を感じ思わず買ってしまいましたが、実際のところどういう本として読んでいいのかよくわからないと思いました。80年代後退期の新左翼運動の希有な記録として。女性過激派の青春と愛欲の日々の記録として。とんだ変わり者の自伝として。「愛」を伝導するまったく新しい宗教書として。しかしどんな読み方をしても読み進める間に裏切られますから、一瞬も油断できずいくら読み進めても読み終わるまでは先の展開がまるでよめない本です。だからこそ繰り返し何度も読むほど味が出てきますし、何度読んでも新しい。類書が見あたらないのは確かです。また、この著者がそうとうな変わり者か天才かのいずれかだということもまた今後明らかになってくるのではないかと思い、続編の出ることを期待をしています。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
正直イタイ人のイタイ話といってしまえばそのままなのだが・・・
1980年代という高度資本主義の時代、快楽がそのまま肯定されるバブルの時代に、いったいどういう人が「セクト」、といってもただのセクトではなくかなりカルト的なある集団に、しかも女性が入っていくのか、を考えるうえでは参考になる本。連合赤軍にしろオウムにしろ、カルト集団の「なぜ」を描く上でもっとも参照点になるのは「女性」である。従属的地位でありかつ消費文化の担い手であるという高度資本主義の女性の分裂性が集団のなかで顕在化し、抑圧が他者への凶悪な抑圧の委譲というかたちで噴出するからだ。
というようなことが本書では明快にかかれているわけではないのだが、「なんでこんなイヤーな組織にいつまでも身を捧げているの?」という外部の人間が不思議がることに、一定答えるだけの素材は提供されているようにおもう。でも素材は素材にすぎないから、誰かきちんと分析してほしい。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カオリン トップ1000レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
自分はそんなに左翼運動とか過激派とか知りませんが、
でっかい目的を持ちながら、結局やってる事は小さく、
(はたから見てるほうとしては)しょうもない事で揉めて、最後は自壊していくという、
そういう過程とエピソードを披露してる本でしょうかね。
あとこの人は、元々のきっかけがオルグ(勧誘)してきた男に惹かれたことから、
そしてその男に心底惚れ込んでしまったことから、
この過激派メンバーに入って活動してるので、なんだかなあ…といった感じ。
その他にも色んな人と男女関係になってるし、
なんというか…情深い人だなあとは思うけど、本当の意味で過激派の理念が頭にある人とは思わなかったです。
でも男からしたらこういう情深い女に愛されたら最高だとは思う。
最終的には団体を抜け、同じく団体を抜けて金にも困ってホームレス状態になったかつての恋人を救う為に、
他のメンバーから金を借りてはその恋人に貢いでいた結末を読んで、
ますますこのての運動の結末は「こんなふうになるんだね…」と思いました。
で、見返りを求めずに金を貸してくれる人の親切心が素晴らしいみたいな、そういう浅薄な結論で終了という…

結局、組織としての壮大な信念はどうなったの?という、
この団体に限らず多くの左翼運動の辿ったであろう結末に、ただ読んでて虚しくなっただけでした。
しかもこの人の活動は80年代…
あれだけ世間を騒がせた連合赤軍とかが70年代には自滅崩壊し、
このての、社会に背を向けた活動というのは絶対に芽が出ないって事が解りそうなもんなのに、
まだ「アジトに籠って、目的の為なら暴力も辞さない」的なスタンスでやってた連中なんだな…と、
ある意味で新鮮に感じました。

ただこの著者の場合は、「薬剤師免許」という社会的信用度が高く、かつ、
就職的に使い勝手の良いステータスな国家資格を持ってたので、
(良かったですね…こんな気の触れた活動する前にちゃんと保険かけといて)
その後なんなく現世社会に戻れたみたいですが、

彼女らの仲間は活動に燃える若い勢いのままで大学中退とかしてたりで、
その後に悲惨な人生になるケースも多かったみたいで、
ほんと左翼運動なんて首を突っ込むもんじゃないな、と思った。

そんな事にほんとに首を突っ込んだ人が、その活動歴を披露した本。(恋愛要素も多い)
エピソードで金を取るタイプの本だと思うので、まあ日記感覚でしょうかね。
左翼運動の考察とかそんな重い本ではないので、読みやすいのは事実です。
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