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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
別の意味であぶない,
By 江戸マリ子 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: I LOVE 過激派 (単行本)
かなり異色の左翼本です。だいいち、ちょっとふつうの日本人の言語感覚ではなかなか思いつかないタイトルだと思います。ジュンク堂では「事件・事故」の棚に置いてありましたが、そもそもこの本が出版されたこと自体が歴史的な「事件・事故」なのではないか? とも思えるまた別の意味であぶない本です。内容は、読み手自身の立ち位置によって、様々の読み方が可能の本だと思います。私は得体の知れない魅力を感じ思わず買ってしまいましたが、実際のところどういう本として読んでいいのかよくわからないと思いました。80年代後退期の新左翼運動の希有な記録として。女性過激派の青春と愛欲の日々の記録として。とんだ変わり者の自伝として。「愛」を伝導するまったく新しい宗教書として。しかしどんな読み方をしても読み進める間に裏切られますから、一瞬も油断できずいくら読み進めても読み終わるまでは先の展開がまるでよめない本です。だからこそ繰り返し何度も読むほど味が出てきますし、何度読んでも新しい。類書が見あたらないのは確かです。また、この著者がそうとうな変わり者か天才かのいずれかだということもまた今後明らかになってくるのではないかと思い、続編の出ることを期待をしています。
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
星はつけようがないけど,
By
レビュー対象商品: I LOVE 過激派 (単行本)
正直イタイ人のイタイ話といってしまえばそのままなのだが・・・1980年代という高度資本主義の時代、快楽がそのまま肯定されるバブルの時代に、いったいどういう人が「セクト」、といってもただのセクトではなくかなりカルト的なある集団に、しかも女性が入っていくのか、を考えるうえでは参考になる本。連合赤軍にしろオウムにしろ、カルト集団の「なぜ」を描く上でもっとも参照点になるのは「女性」である。従属的地位でありかつ消費文化の担い手であるという高度資本主義の女性の分裂性が集団のなかで顕在化し、抑圧が他者への凶悪な抑圧の委譲というかたちで噴出するからだ。 というようなことが本書では明快にかかれているわけではないのだが、「なんでこんなイヤーな組織にいつまでも身を捧げているの?」という外部の人間が不思議がることに、一定答えるだけの素材は提供されているようにおもう。でも素材は素材にすぎないから、誰かきちんと分析してほしい。
11 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「I LOVE 過激派を読む」(鹿島 明),
By メフィスト "悪魔君千年王国" (横浜市鶴見区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: I LOVE 過激派 (単行本)
メフィストこういう書評があります。 「I LOVE 過激派を読む」(鹿島 明) http://soho.independence.co.jp/hayami/
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