何度も何度も、繰り返し聴いているアルバムですが
最近になり随分と心に沁みて滲んで、解けだしてきました。
東野さんの音楽というのは自分にも不思議なモノで、
聴きなれていたハズの曲がある時新鮮な色を持って耳や心に届く事が多いのです。
このアルバムでは、夢や希望や純粋な恋愛などの歌ではなく
現代社会の中で見落として失って流されてしまいそうな
そんな気持ちや現実を素直な詞で曲にされています。
音楽もヴォーカルも他のアルバムに比べ、癖はあると思います。
声を荒く使った曲もあります。
聴く人によっては聴きずらいのかもしれません。
しかし、何度も聴いている。
そうしたうちに音楽も歌詞もヴォーカルも、この曲にはこれがベストだと感じる。
それが「東野純直」の不思議で、魅力です。
現代人の抱えている弱さや、もどかしさ。
もがくように求めている希望や、優しさ。
誰もが秘めている情けなさや、ワガママさ。
そんな気持ちも、
自分も在りのままの“人間臭さ”を持った“人”で、…それでいいんじゃない?
そんな風に感じられれば、少しはストレスになった肩の荷を捨ていける…
そんなアルバムだと思います。
12曲目の「Spread Pass」
この曲のみ歌詞はありません。
純粋にピアノマン・東野さんのピアノとドラムの演奏が楽しめます☆