エバンスを聞く人のほとんどは"Waltz for Debby"などのリバーサイド作品から入ることでしょう(私もそうでした)。
しかし、その次に何を聴こうか?となると、困ったものです。
名ライブ「Shelly manne hole」
ジム・ホールとインタープレイを追求した「Interplay」
エバンスの熱いプレイが聞ける「At the Montreaux」
エレピや多重録音など、技巧の光るソロ「from left to right」、「further conversation」
有名どころはまだまだあります。
でも、こんなにあったらどこから手を出していいのかわからない・・・ 聴いてみて、あまりに予想外な演奏だと、残念だし。
となると、このHow my heart sings!が良いと思います。
ミドルテンポ〜アップテンポの曲調で、エバンスらしい可愛らしいピアノが聞けます。
ベースのチャック・イスラエルが攻めてこないのも手伝って、リバーサイド作品よりはスインギーで大人しい作りですが、ドラムのポール・モチアンとの絡みはしっかりとしており、聞き応えアリです。
先進的だった前作までとは違い、これまでのピアノトリオらしい演奏を、エバンスが行った印象です。
さて、この次は・・・
エバンスのゆったりしたバラードが好きだったなら、「Moon Beams」を買うのもいいでしょう。本作と同日の録音です。
リバーサイド作品でのピアノとベースの絡みが好きだった、というなら「Interplay」
もっと熱い演奏が聴きたい!というなら「At the Monreaux」でリバーサイド作品と同じ曲の聴き比べも楽しいです。