私事、就労困難な一方、生活保護課の門戸を叩きながら申請までたどりつけない、という生活が続く中、本書に手を伸ばす。
本書では、事例として申請者の受理されるまでの流れが物語風に描かれている部分、相談・申請の前に知っておきたいこと、Q&A、等から構成されている。
尚、本書では、窓口において申請者に対し違法な応対がかなり多いことが意識されており、申請者及び生活保護課職員双方に対するマニュアルの形態になっている。これについては、筆者も「なぜこの章を設けなければならないのでしょう。悲しい思いをしています。でも、現状がそうさせているのです・・」等とコメントを付けながら「福祉事務所に求められること」を細かに説明している。それにしても、何故地方自治体は遵法意識や法的知識を欠く人を、雇用し生活保護課(本書では福祉事務所と表記)の相談員の仕事に就かせているのだろうか? 世間では弁護士等もあぶれているのに・・