ハーブリッツやリチャード・アベドンが亡くなり、ファッション写真界にも巨匠と呼ばれる人がだんだんといなくなってきた。
そんな中で、デビット・ラシャペルは、ファッション写真の新しい今のあり方の可能性を十分に感じさせると思う。
ビビットな色彩、意表をつく斬新な構成、ハイテク技術の多用など、モノクロで大胆な構図を主として来た今までのファッション写真と比べて、まさしく、今風である。
ファッション写真で、しばらく、一冊見終えて満足のいくものがなかった中で、この写真集は、久しぶりに堪能できた。最近では、最高の写真集の一つといえる。