ビョークの最高傑作であり代表盤です。
前作ポストもすばらしい作品ですが、プロデュースという点ではこちらの方がより本人の意向が大きく反映され、純度が高い作品となっています。
前作やデビューに比べると暗い曲調のナンバーが目立ちます。しかし決して暗欝とした作品であるわけではなく、むしろそのなかに美しさが光ります。
エレクトリックなサウンドはどれも珠玉であるが、何よりも彼女の武器である声の太さが鳥肌モノだ。力強く腹の底に響き渡る声、エフェクトが相まってサウンドに完璧に溶け込んでくる。全曲通してねっとりじっとりとした感触が病みつきになる作品です。安易なジャンル線引きを許さないのが彼女の音楽なのだろう。非常に幅広いのでコレだと言いにくいですが、個人的にはインダストリアルやトリップホップなんかに通じるものがあるように思います。
M1は打ち込みに疾走感がありスリリング。しっとり優しくも力強いM3
M2,M4あたりは壮大なストリングが印象的だ。
昔のゲーム音のようなメロディーのM6。
M7,10は非常に美しいナンバーです。
このようにいろんな音が聴けますが、アルバムとしては雰囲気が崩れずとても良くまとまっていると思います。