商品説明
Webデザインの秘訣を書いた本はいくらでもあるが、ほとんどの著者は理論と実践の間に大きなギャップを残しており、読者にはそのギャップを埋める仕事が課されることになる。本書は確実な計量的分析を行い、具体的な考察と提案をすることでそのギャップに果敢に取り組んだものである。本書ではWebサイト公開の最重要ポイントとしてホームページデザインに焦点が絞られた。
決定版ともいえる本書は、Webユーザビリティの産業専門家として広く知られたヤコブ・ニールセンと、ユーザープロファイリングの専門家マリー・ターヒルによる共著である。共同制作の結果、実用的効果を期待できる類例のない書となった。Webデザイナーならさっそくページを繰り、あますところなくその知恵にあずかることだろう。
冒頭の章では、ホームページに盛り込みたい特徴と機能性をチェックするための正確なガイドラインが、いくつか示されている。「見本によって内容を示す」「グラフィック・デザイン」などの項目に書かれた詳細な説明を読めば、読者はたちどころに興味をそそられ、さらに先を読みたくなる。これらのガイドラインには信頼できる統計と、「ユーザーはよそのサイトばかり見る」という不吉な「ヤコブの法則」も付け加えられた。そこにはサーチや個人情報保護ポリシーやロゴなど、さまざまな約束事の扱い方について興味深い統計も示されている。
それを経てWeb上の最も有名な50のホームページを体系的に解体分析しているところが本書のウリである。著者は労を惜しまずユーザビリティを厳しく分析する。個々のサイトは説明図によって、いわばその不動産利用法が分析され、専門家の目で率直に要約される。そのあとホームページの個々の項目が鋭く指摘され、分析されて改善の可能性をさぐる、という展開となる。
Yahoo、CNET、イーベイなど権威あるWebサイトの活動を批判するのは大胆だが、著書の優れた仕事はそうした有名サイトのデザイナーにとっても必読書となるだろう。そのほかの読者にとっては貴重な福音といえる書である。(Stephen W. Plain, Amazon.com)
メディア掲載レビューほか
ホームページ・ユーザビリティ 顧客をつかむ勝ち組サイト32の決定的法則 ホームページを使ったビジネスで、どうやったら顧客を引きつけて売り上げにつなげることができるか――そのために最も重要なのは使いやすいホームページのデザインだとして、良いホームページの原則をまとめて解説した本。後半ではさまざまな企業のホームページのデザインを分析している。実例を見ることでデザインに必要な要素が分かってくる仕組みだ。極めて実戦的な本なので、会社のホームページ管理者ならぜひ読むべきだ。
(日経パソコン 2002/06/10 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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