心身ともに健康で、常に前へ前へと進むことだけに固執するアメリカ人。国民がみんなそうな訳ない。
強い合衆国、負けない合衆国、そんな言葉とは真逆の人間ばかり出てくる。悩んで迷って泣きながら、仕方なく立ち上がり歩きだす。なんだ歩きだすのだから結局強いんじゃないか、と勘違いしてしまうが、ほんのちょびっとヤル気を出した人間が、数えきれないほどたくさんいるから、強くみえている。
「この世の果ての家」は多分、ボビーの心の中にしまってあった話だ。何とか数人のエピソードに変えて、そっとうちあけてくれた。僕たちは何でも完璧な訳じゃない、弱いんだ。でも僕は自分を受け入れて前に進むことを学んだ。
なんだかんだ言って、悪い出来事が続いても立ち直るなんて、アメリカ人強いじゃんとも読後考えた。ウッドストック前後の音楽を聴くと、本棚から出す癖がついたもんだから、背表紙が筋だらけになった。