世界に誇れるメタルの名盤であると思います。前2作と方向性は同じ。Nobleほどダークでなく、Jubileeよりもまとまり感があり、演奏もメロディもハイレベルでファンなら安心して購入することができるでしょう。(以下、長文ですが各曲レヴューです。)
1. MASQUERADE
一聴悶絶のキラーチューン!どこを切ってもversailles印な彼らの新たな代表曲。kamijo氏の書くメロディはベタベタながらぐぐっと惹きつけられるものがあります。hizaki氏は雑誌のなかで、この曲から未来の自分たちも見えるとおっしゃってました。こんな感じで発展していただけたら嬉しい限りです。堂々100rose満点!!!!!!!
2. Philia
これまた彼らの魅力がコッテコテに凝縮されたメロスピの超名曲!攻撃的なインストでは、masashi氏のベースがうなり、teru・hizaki両氏のツインギターが激烈かつ流麗に舞い、yuki氏のドラミングも限界まできてます!!サイコーです!!メタル好きで良かったと心底思えた一曲。99rose!!!
3. Thanatos
新加入masashi氏が「黒」のversaillesを見事に表現したミドルテンポの一曲。彼には今後もこの方向性でお願いしたいです。85rose!!
4. Flowery
キましターっっっ!teru氏による泣きのメロスピ!!masashi氏の「黒」に対して「白」のイメージと言えるでしょうか。バラの花吹雪が目に浮かびます。美しすぎます。91rose!
5. Remember Forever
hizaki氏によるパワーバラード。「涙の数だけ強くなれる」とは…!あの曲もいいけど、こっちもいい!!
終盤にいくほど盛り上がります。感動的です。87rose!(涙)
6. Destiny -The Lovers-
歌謡メタルとはうまく言ったと思いますが、確かに歌謡曲のように親しみやすいメロディが印象的。これも彼らにしか書けない、歌えない、kamijo氏らしい、甘〜いスピードチューン。やみつきの93rose!!!
7. DRY ICE SCREAM!![Remove Silence]
hizaki氏によるアップテンポの佳曲。hizaki氏はkamijo氏と比べメタル色の強い曲を書いてくださいますね。なぜか安心します。89rose!
8. Threshold
teru氏による間奏曲。鬼気迫る感じでオープニングにもってきても違和感ないと思います。
少し一休みの80roseで。
9. Judicial Noir
ミドルテンポの、hizaki氏らしい破壊力あふれる作品。86rose!
10. Love will be born again
kamijo氏による静かなラヴバラード。今までのversaillesでは見られなかったkamijo氏の一面を垣間見た感じです。エレガントな作風がグッド!79rose!
11. Vampire
kamijo氏による、きらびやかなミドルテンポナンバー。映画とのタイアップ曲とのことですね。85rose!
12. Faith & Decision
16分にも及ぶ今回のハイライト。長大複雑な楽曲が彼らの持ち味の一つですが、前半約7分にもわたって見事なツインギターバトルを繰り広げてくれます。そして徐々にテンポを上げながら後半の感動的なサビに到達します。「厳しくも確かな人生に感謝する」等、今までのkamijo氏には無い、現実に根ざした歌詞が目立つものになっています。同じく長大な曲でkamijo氏によるGod Palaceレベルのコテコテさはありませんので、その点での物足りなさを指摘される方もおられるでしょう。しかし随所からhizaki氏らしい悶絶な旋律が飛び出し、聴きごたえ十分です。私は、毎日1回は必ず聴くようにしています。かのx-japanの名曲、art of life越えを願ってやまない私としては(現在のヴィジュアル…いやメタルシーンでは彼らが最も近いのでは…)厳しい採点ながらさらなる期待を込めて95roseで。
13. The Theme of Holy Grail
インストのエンディング。アルバムを明るい曲調で閉じるのは初めてですね。この曲で、今回の作品が、versaillesとしての一つの区切りとなったような印象を受けました(メジャー2作目ですが)。前2作が危険な香りを匂わせるエンディングだったのに比べ、爽快感すら覚えます。Faith & Decisionからも現実的なメッセージを受け取れますし、「薔薇の末裔」の物語はどう展開していくのでしょうか。もう次の作品が楽しみです。
感動の結末は、priceless…