木村直貴氏の作例と言うことで,どの雑誌よりも期待していたのですが,頁数が少ない上に写真が小さく,見ていて非常に疲れる残念な内容でした。情報掲載量としては不十分で,これは他の艦船の作例でもいえることですから,大和の再工作を中心に,別冊を発刊して欲しいと思っています。本誌はガンダムオンリーの方が,買う必要もなくなるので,その面でもありがたいと思います。
木村氏の作例は残念な掲載状態でしたが,防空指揮所前面の遮風装置の構造が実艦図面とは異なっているようです。ここの部分もどのような工作をしたのか,誌面からは全くわかりません。短艇格納庫の換気扇窓は,キットでは左右同じ数の丸窓がありますが,角窓説は故河合登喜夫氏が米国に写真解析を依頼して突き止めたように聞いています。また,数についても残存している艦内の図面から従来の説が裏付けられており,ケアレスミスとしか思えませんが,どの雑誌でも指摘がないのはどうゆうことでしょう?キットの他のミスとしては,ムアリングパイプの位置と形状,菊の紋章の直径(1.5mが1.2m相当になっている),第一砲塔から前のシアーラインと甲板の平面形などがあげられます。船体の改造は大変なので,武蔵では何とかして欲しいものです。