最近かつてHindsightから発表された1946-47年のEllingtonの放送録音を聴き直して,
その素晴らしさにノックアウトされた。
晩年まで創作意欲の衰えなかった彼のバンドは,どの時代の作品でも聴いて失望させ
られることは無い。
この"...and His Mother.."は60年代後半のRCAでの録音で,"Popular"(66.5),
"Far East Suite"(66.12)に次ぐもの。
56年のニューポート・ライヴでも活躍した鉄壁のリード5人衆(Hodges, Procope,
Hamilton, Gonsalves, Carney)に加え,ペットにClark Terry, Cat Anderson, Cootie
Williams,トロンボーンにLawrence Brownを擁するメンバーがソロにアンサンブルにと
大活躍する。
優秀なメンバーを統率するエリントンのマジックにより,我々は聴いた後しばし幸せな
気分に浸れる。
当初13曲収録のLPで発表されたが,別テイク等を加えた16曲入りのCDを経て
最後にこの19曲入りのCDとなった。
ジャズも聴き飽きたなァーというとき,昔のビッグバンドを聴くのも意外に良いものですヨ。