Book Description
スイス人建築家のジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロンは、最新の建築作品にとどまらず、つねに建築と芸術の境界に挑戦している。その挑戦に光をあてる『Herzog & De Meuron: Natural History』は、この恐るべきふたり組の建築作品を検証しながら、過去と現在の芸術を活用し、建築と現代芸術とを対話させる彼らの手法をひも解いている。百科事典を思わせる本書は、カナダ建築センター主催の展覧会にあわせて刊行されたもので、自然史博物館の展示構造を模したつくりになっている。ヘルツォーク&ド・ムーロンをはじめとする建築家たちの設計図やプロジェクトが、「流用と再建」「変容と異化」「積層と圧縮」「刻印と成型」「連動する空間」「美と雰囲気」という、建築界の歴史を表す6つのテーマごとに紹介されている。各セクションの冒頭には、ヘルツォークのメッセージが掲載されている。また、キャリー・アスマン、ジョルジュ・ディディ=ユベルマン、カート・W・フォスター、ボリス・グロイス、ウルリケ・メイヤー・ストゥンプ、ベギー・フェラン、トーマス・ルフ、レベッカ・シュナイダー、アドルフ・マックス・フォークト、ジェフ・ウォールなど、20人を越える芸術家、学者、建築家らがエッセイを寄せている。
建築物は建築物だ。本のように読むことはできない。美術館に並ぶ絵のようにクレジットやサブタイトルやラベルもない。その意味では、建築家はまったく表現者ではない。わたしたちのつくる建築物の力は、それが訪れる者に与える直接的で直感的なインパクトにある――ジャック・ヘルツォーク
ハードカバー、480ページ、カラー図版300点、白黒図版200点 --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。
内容説明
More than any of their contemporaries, the Swiss architects Jacques Herzog and Pierre de Meuron (both b. 1950) are challenging the boundaries between architecture and art. Herzog & de Meuron: Natural History explores that challenge, examining how the work of these architects has drawn upon the art of both past and present and brought architecture into dialogue with the art of our time. Echoing an encyclopedia, this publication, which accompanies an exhibition of the same name organized by the Canadian Centre for Architecture, reflects the "natural history museum" structure of the exhibition.


