ゴスペル界の人気アーティストKirk Franklinの新作”Hello Fear”。
毎回、ゴスペルを現代的なサウンドと組み合わせ、クオリティの高い作品を発表し続けているKirk Franklinだが、今作も非常に聴き応えのある素晴らしい作品として完成している。
全15曲の大作ではあるが、楽曲のバラエティの多さや、1曲1曲のメロディの良さもあり、飽きずに最後まで聴く事が出来る。
1曲目の”Hello Fear”の美しい歌声とメロディに始まり、面白い曲展開と、絶妙な歌と演奏の掛け合いが楽しい”Before I Die”。
ピアノ演奏とKirkのソロを堪能出来る”But the Blood”や、R&Bチックで切ないメロディが沁みる”Everyone Hurts”。
シングルカットされたハッピーな名曲”I Smile”に、”The Altar”ではMarvin SappとBeverly Crawfordのシャウト合戦が繰り広げられる。
どの曲も個性的でドラマがあり、そこにゴスペルの臨場感が加わって、音楽を楽しみながらも沢山の元気を貰える作品だと思う。
ここまでゴスペルを大衆に近づけ、またお洒落な音楽にしてしまうKirk Franklinはやはり稀有なアーティストだと思うし、毎回大勢のクワイアを仕切り、完成度の高い作品を作り続けるその姿勢に、敬意さえ抱いている。
そして、ゴスペルを聴いていると、本当に音楽や歌う事って楽しい事なのだなといつも再認識させられる。