現代において「漢らしさ」とか「漢気」って言葉がどのくらい有効かは分からないが、デリックメイの2年ぶりの本mixは確かに漢気にあふれている。それと同じくらいにロマンティックでもある。この両立はわれわれ現代日本人男子のもっとも苦手なところだ。なんだか「しっかりしろよ」と励まされているような気になってしまうから不思議だ。前作Vol 1と同様にパーカッシブなトラックが目立つが、よりドラマチックな展開が本作にはある。ある意味新しさはなく普遍的ですらあるmixだと思う。途中アフロ行ったり、ラテン行ったりしながら進んでいく。病み病みでFakeなmix CDが多い中、こんな一本気で力強い本作を皆さんに是非聞いてみて欲しいと思う。