英国グラスゴー、エジンバラ出身のメンバー、Elizabeth Fraser、Robin Guthrie、Will Heggieの3人にて1981年に結成されました。バンド名の由来は、かのジャン・コクトーでは無く、「Simple Minds」の曲名からとられました。地元での活動に限界を感じ、活動を本格化させるためにロンドンへ居を移します。そしてデモ・テープを、BBCの有名DJ、ジョン・ピール氏がオン・エアー、それを聴いた「4AD」レーベルのIvoが気に入り、同レーベルとの契約を果たします。そしてこれは1983年にリリースされたセカンド・アルバム。前作リリース後のハードなツアーによりWill Heggieが脱退し、この時点でのメンバーは、Elizabeth Fraser、Robin Guthrieの二人となってしまいました。ちょっとドギモを抜かれるヘヴィなサウンドでスタートするこのアルバムは、前作では表情が少なかったElizabethのヴォーカルが明らかに成長を遂げ、深みと表現力を増した歌声が彼らのサウンドに大きな変化をもたらしました。そして天にも昇るほどに美しく、かつ重く陰影楽曲の数々が素晴らしく、これだけ陰影の深いサウンドがナショナル・チャートの上位にランクされるのだから凄いです。このアルバムからサウンドの雰囲気がガラリと変化し、ダークな質感は残るものの、閉鎖的で陰影を感じさせながらも独特の美しさを湛えたサウンドが拡張し、実に神秘的な傑作アルバムとなっています。このアルバムはインディ・チャートのトップに立って以来、何度も上がり下がりしながら、再び1位となるロングセラーとなり、バンドの人気を決定づけたアルバムと言えます。このアルバムの美しい旋律を持った曲は彼らの後の方向性を感じさせる素晴らしい雰囲気があります。必聴盤です!