このアルバム、発売当初は通常のHELLACOPTERSのスタジオアルバムとして発表されました。 しかしその後このアルバムの真実を知り、私は驚愕しました!! と言うのはこのアルバム、全編カヴァー曲だったのです!(#13のみオリジナルチューン) このアルバムを発表した後のHELLACOPTERS(主にVo&Gのニッケ)の趣旨として以下の様なことをBURRN!誌で告白しています。 「初めからカヴァーアルバムと知って聞くのと、HELLACOPTERSのニューアルバムとして聞くのとでは印象が全く違う。原曲の良さをきちんと理解してもらうために、あえてカヴァーアルバムであることを隠してリリースした。また、ここに収録されている曲、それを生み出したバンドはマイナーではある。が、有名もしくは売れていない曲でもこれだけ魅力的なものがあることを世界のリスナーに知ってもらいたかった。そしてこのアルバムが売れることによって原曲を作ったバンドにいくらかの印税が入ることを楽しみにしている。たかがHELLACOPTERSのアルバムなので、たいした額ではないけれどね…」 泣かせるじゃないですか!? こういうポリシーをもったアーティストが現在も脈々と続くロックの根幹を担っているのだと改めて知らされました。 私はこのアルバムに収録されている原曲を全て収集し、カヴァーと聞き比べしてみましたが、どちらもそれぞれ強力なテイストで溢れていました。 その後、奇しくもHELLACOPTERSは解散してしまいましたが、またいつの日か我々の前に戻ってきてくれることを願ってやみません。