本書は、薄手のわら半紙のような素材でできています。
そのため、手に取ったときの分厚さ以上に、実際のページ数が多く内容が充実しています。
重要なことを、異なった表現で複数回でてくることによって、自然と記憶に残ります。
また、イラストや写真、練習問題を多数扱うことでも、記憶に残りやすい工夫がされています。
とてもありがたい工夫です。
今までの解説書というと、「Hello world」とか「echo」とかから始まるのが多かった気がします。
無味乾燥なコードを打ち込んでいるうちに覚えろというような。
ところが本書は、
そのそもウェブアプリケーションとは何なのかから始まっていて、
あとから、そういう技術的なことを少しずつ丁寧に解説されていきます。
無理なく、自然にPHPとMYSQLの知識を身につけられます。
ただし、最低限HTMLとCSSについての知識は必要とされたうえでの解説となっています。
そのため、静的なウェブサイト作りに飽きているひとが、今度は、
動的なウェブサイト作成にチャレンジしたい人向きの内容と言えるでしょう。
「PHP入門」と銘打った本をいくつか手にしてきましたが、
本書がもっとも入門的であると思います。
PHPとMYSQLを学ぶなら、まずは本書から読み始めるのがベストな方法なのではないかと、
思っています。
1日でも早く出会っておきたかった、名作です。