本ディスクは「サンプラー」とあるように、7本の環境映像ブルーレイソフトを紹介しているものだ。だからといってそこいらの予告篇集とは違う。1作につき5〜10分程度の映像抜粋なのだが、エンドレスモードにしておけばBGVにもってこいの1枚だ。音声を消して部屋で流しっぱなしにしておくのも良い。ブルーレイ機器を購入し立ての方には特にお勧めしたい。「ココロが洗われる映像」というのがあるが、本作はまさに「心地のいい」ダイジェストになっている。アメリカからの輸入版になるが、もともと字幕が必要な類の映像ではないので、この価格を考えたらぜひ持っていたいソフトである。ずーっと焚火を映しているようなシュールな作品もあるが(笑)、HDの底力も体感できる。そもそも映像が進化していく過程では、いつの世も「美しい風景」を撮りに行っていた。リュミエール兄弟やエジソンカンパニーも然り。リュミエールのおかげで、我々は明治時代の銀座の風景を今でも観ることができる。数十年経てば世の中みんな3Dなのかも知れないが、その頃になれば本作のようなソフトは逆に貴重になるはずだ。ハイビジョン創世記の一場面としてね。個人的にはペンギンの行進にやられました(笑)。価格と映像のバランスを考えれば、文句なく5つ星です。