この頃のベンチャーズが好きで音楽そのものに目覚めたわたしには、このアルバムなどは最高の1枚に間違いないのですが、ちょっと言わせてください。
東芝EMIさん(今はEMI・ミュージックですね)、何とか偉大なベンチャーズの作品を、今一度再発願えないでしょうか。
やはりベンチャーズものには ”EMI ”の文字が不可欠なのです。 このアルバムは70年前後の作品に高音質リマスターをかけての再発で知られる、
MAGICからの発売なんですけど、確かにこれはこれでありがたいのですが、紙っぺら1枚のジャケットではせっかくの高音質も泣きます。
(しかもDIGI-PACKの表記になってますが、現状は通常のケース入りです) レギュラー価格帯の商品であるがゆえに、ただの紙切れと化したジャケット
では、この名ジャケットも泣いています。 コスト・パフォーマンスが高いとは言えません。 MAGICのクオリティは拍手に値しますが、国内再発を望みます。
「輝く星座」はベンチャーズのこの演奏が最高のパフォーマンスの1つで、EPレコードでも良く聴いてたもの。 最高にロックの息吹を感じる名演だと思います。
ボーナス・トラックのラジオ・スポットでは、バックに「輝く星座」が流れ雰囲気を盛り上げています。 やっぱりこの曲はわたしの思いだけでなく、グループ
にとっても快心の1曲だったんですかね。 「恋はみずいろ」もいいなぁ・・・。 これはBEST盤のレコードで聴いてました。 「クラシカル・ガス」も
メイソン・ウィリアムズに劣らぬ名演です。
このアルバムは復活したベンチャーズの人気作で、タイトル曲に合わせた躍動感ある曲を中心にセレクトした好作品でした。
多くの曲でブラス・セクションがフューチャーされ、にぎやかな音作りになっているのは、ギター3本ではニーズに合わなくなりつつある時代背景があるのか、
グループの復活にかける意気込みが感じられます。
昔出てた東芝の洋楽レコード・シリーズものに ”ポピュラー黄金シリーズ ” ”白銀シリーズ ”というのがありましたが、細かく時代を分けての編集盤で、
一般のBESTものより踏み込んだ内容が好きな企画でした。 そんな感じの編集物でも十分ですから、まんべんなく発売して欲しいものです。
現状はジェリー・マギーの時代の名演が少なすぎで、片寄った内容でしかベンチャーズを楽しむことができません。
※収録曲;Hawaii Five-O/Lovin' Things/Galveston/The Letter/Don't Give In To Him/Theme From "A Summer Place"/Medley : Spooky〜Traces〜Stormy/
Medley :Aquarius〜Let The Sunshine In/Games People Play/I Can Hear Music/Dizzy
ボーナス曲 ;The Good、The Bad & The Ugly/Mission Impossible/Torquay/Love Is Blue/Classical Gas/Raunchy/Radio spot = Hawaii Five-O