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アルバムのブックレットにも歌詞は掲載しておらず,父と娘の会話が記録されている。
テーマとしては重苦しいものになってしまいがちだが,曲自体がパワーを持っているので,ディープな世界観を保ちつつも最後は前向きになれるようになっている。
ProToolsを使って緻密に構成されたトラックのクオリティはかなり高い。Mike Shipley,Dave Reitzasなどといった一流のエンジニアが参加していることも見逃せない。
ProToolsの機能の進化は,クラブ・ミュージックに限定されがちだったサンプリングやエフェクトの新しい技術を,ロックの分野で自然な形で応用させる事に大きな役割を果たした。特に,9分ある大作である「Wild」は,96トラックを用いて凝りに凝った作り。曲前半のドラムがそのまま2分以上サンプリングされて後半で再び使われている。
ローファイに逃げずにこれだけの事を出来るアーティスト,Poe以後欧米では結構出てきたが,日本ではまだ小室哲哉くらいだろうか。
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