これらはまさに、J.K.ローリングの魅力的で笑いにあふれるデビュー作、『Harry Potter and the Sorcerer's Stone』(邦題『ハリー・ポッターと賢者の石』)の主人公、幼いハリー・ポッターの身に起こったことなのだ。魔法とは無縁の人間(「マグル」)の世界では、ハリーは何者でもなく、おじやおばから邪魔者扱いされているばかり。おじとおばはハリーの両親が邪悪な魔法使い、ヴォルデモートに殺されたあと、いやいやハリーを引き取ったのだ。ところが魔法使いの世界では、小柄でやせっぽちのハリーは、ヴォルデモートに殺されそうになりながらも生き残った子どもとしてきわめて名の通った存在。死を免れたハリーには稲妻形の額の傷と、驚くほど研ぎ澄まされた感覚だけが残ったのだった。それに、あふれるほどの不思議な力が、自分はおばやおじや、わがままでブタそっくりのいとこのダドリーとはまったく…何から何まで違うんだと気づかせてくれるのだった。
気さくな巨人、ハグリッドが届けてくれた不思議な手紙がもとで、マグルに虐げられていた、惨めなハリーの生活は一変する。「貴殿にホグワーツ魔法魔術学校の入学許可が下りたことをお知らせできるのは誠にうれしいかぎりです」。当然、バーノンおじさんはめちゃめちゃ不機嫌になってわめき出す。「気の狂ったまぬけじじいがこいつに魔法なんぞを教えるのに、わしは金なんか出すつもりはないぞ!!」ところが、あっという間にハリーはフクロウのヘドウィグとともにホグワーツ校に到着している。この学校で、本当の冒険── 愉快で不気味でスリル満点の冒険── が始まるのだ。
『Harry Potter and the Sorcerer's Stone』は当初イギリスで『Harry Potter and the Philosopher's Stone』として出版され、その後イギリスの主な賞を獲得し続けている。これまでに英国文学賞、スマーティーズ賞、児童文学賞を受賞、カーネギー賞やニューベリー賞英国版の候補にもなった。この不思議な魔力で心を引きつける本は、将来も古典となって読み続けられることだろう。本書を読んだ子どもたちは、『Harry Potter and the Chamber of Secrets』(邦題『ハリー・ポッターと秘密の部屋』)や『Harry Potter and the Prisoner of Azkaban』(邦題『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』)も夢中で読みたがるはずだ。 --このテキストは、 ハードカバー 版に関連付けられています。
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最も参考になったカスタマーレビュー
166 人中、164人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
UK版とUS版の違いなど。,
By まずBloomsbury社が出しているUK版の原書には通常版とアダルト版があります。どちらも本文は全く同じですが、アダルト版は表紙が黒ベースで大人っぽい装丁です。またアダルト版の中表紙には通常版にあるHogwartsのエンブレムの絵がありません。 Scholastic社の出しているUS版には大人向けの装丁はありません。 どのエディションも1巻から7巻までペイパーバックが発売されています。 US版ではイギリス独特の単語がいくつかアメリカ風に置き換えられています。たとえばセーター。UK版ではjumperですが、US版ではsweaterです。おそらくほとんどの日本人には、US版の方が若干親しみやすいでしょう。またUS版は巻の最初にcontentsがあり、章毎に内容を暗示する小さな挿絵があったり、見開きごとに章ナンバーがついていたりして、基本的に親切設計です。 しかしなんといってもイギリスの話ですから、UK版の方が本場らしい雰囲気があります。またUS版にもイギリス英語ならではの言い回しがあるのでそこは微妙ですし、「ハリー・ポッターが英語で楽しく読める本」などの解説もUK版が中心です。 そのため、どちらを勧めるべきかは迷うのですが、私は最初に1巻だけUS版で読み、慣れてからUK版にいきました。こういうのも手です。 英語はロアルド・ダールの児童書などよりはかなり難しいので、洋書初心者向けではありません。 US版のレビューはなぜか翻訳と一緒にされているので、こちらに書きました。 原書と翻訳はまったく別物ですし、英語版のレビューを一緒にして欲しいですね。
107 人中、104人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
朗読聴き比べました。,
By
Amazonが確認した購入(詳細)
UK版、US版両方の朗読CDを買いました。まず分かったことはこのハリーポッターシリーズの朗読はUK版、US版共にどちらもイギリス英語で朗読されているんですね。 朗読CDをどちらの版にしようかけっこう迷っておられる方いらっしゃると思うのですが、私(準2級程度)が聴いた感じでは 一方US版Jim氏の朗読はスピード感があり、なめらかです。 どちらも素晴らしい朗読ですのであとはお好み次第だと思いますが私個人的にはUK版の方が好きです。 UK版はUS版に比べてかなり値段が高い場合もありますがその分価値はあると思います。
28 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ハリポタを聞いて楽しむ!,
By Hagrid "はぐはぐ" (東京都品川区) - レビューをすべて見る Fryさんの朗読はスピードも含めはっきりとして聞きやすく、それでいて臨場感があります。もちろん原本の良さもあるのですが、朗読ってこんなに面白いのか、というのも驚きでした。 私はipodに入れて聞いているのですが、約1分ごとに区切りがあり、タイトルも表示されるので、途中で止めてほかの曲を聴いて戻ったり、ちょっと聞きそびれたところを戻して聞いたりというのがとても便利ですよ。
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