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思っていたよりも幼稚なセリフ回しにそう感じてしまったのですが、「でも、内容は悪くなさそう。…これは訳書独特の『いかにも翻訳日本語』のせいかも?」と思い直し、原書で読んでみることにしました。
UK版のボックスセットにしたのは、イギリス英語が好きなためと、UK版の装丁が気に入ったため。手元に届くと、"It's Magic!"と書いてあるボックスの綺麗さに満足しながら、すぐ読み始めました。
読んでみて、納得です。素晴らしく面白い!
言葉が変わるだけでこんなにも物語の印象が変わってしまうことを、改めて思い知りました。
登場人物の名前や呪文などの意味は、アルファベットで表記されて始めて分かります(「ヴォルデモート=死の飛翔」など、英語よりもフランス語やラテン語由来のものが多いのですが)。
文章のリズムもいいので、スイスイ読めてしまうし、登場人物のセリフもバシッと決まる。英語だと登場人物のセリフ回しの妙も味わえます(例えばスネイプは、話す内容だけでなく、口調ももったいぶっていて嫌~な感じがします)。
また、何気なく出てくるセリフにスコットランドの気候が感じられたりしますが、この「何気なさ」が心地いい。これを日本語に訳すと、どうしても読み手の余計な注意を引くような訳になってしまい、くどさが残ります(訳者のせいというより、英語と日本語との違いのせいでしょう)。
1~4巻まででセットにしたのが良いのか悪いのか、この物語が完結するまでは分からないでしょうが、「少年」ハリーの比較的平和な時代と「青年」ハリーのヴォルデモートとの死闘の時代との境目で切ったと考えると、ちょうどいいのかもしれません。
個人的な意見を言うと、「少なく見積っても、原書は訳書の50%増しで面白い」。そして、「せっかくハリー・ポッターが書かれた時代に生きているのに、これを読まないでいるのは人生の大変な損失だ」。
綺麗なボックスで持っておいて、将来は自分の子供にも読ませたいと思っています。
始めは読むペースもゆっくりでしたが、だんだんこの本にハマっていき、洋書を読んでいるなんて忘れるくらい、すごく楽しめました♪
日本語版を読み終えてしまった方、是非原作にもチャレンジしてみてください!
きっと『ハリー・ポッター』の新たな魅力を発見できますよ☆
アメリカ版は本当の原作ではないことを。
原作は日本語訳版の百倍面白いことを。... 続きを読む
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