あまりにも有名な、ローリング・サンダー・レビューからのLive。まるで話を知っていても演者によってがらっと面白みさが変わってしまう落語のように、あるいはJazz演奏者によって同じスタンダード曲でも受ける印象が全く違ってしまうように、DylanのLive盤はどれも自分の曲をどう料理するかに注目してしまいますが、このLiveは格別。特にOne too many mornings, Lay lady lay, Shelter from the stormなどは一度このLiveを聴くとこちらのアレンジの方が耳にこびりついて離れなくなってしまうこと請け合いです。このLive盤で唯一残念なのが、音質が万全でないこと。しかし、そんなことはどうでもいいという気持ちにさせてくれるほど、ここでのDylanの演奏はパワフルで痛快です。