1994年、Paula Coleの1st Albumです。
Paula Coleは、アメリカのシンガーソングライター(鍵盤系)です。
バークレー卒で、次作「This Fire」が大ヒット、そして、Peter Gabirelのツアーでバック・コーラスに抜擢されます。
90'sには、たくさんの女性シンガーソングライターが出てきますが、ちょっと、特別な存在です。
楽曲は、Paulaの私生活に基づく楽曲や、政治的・社会的なテーマを扱った曲が、収録されています。
(シングルヒットというよりも)アルバム中のイイ曲がいっぱい入ったタイプの作品です。
ふわふわした感じのファンタスティックな曲もあれば、鋭利な感じのシリアスな曲もあり、
神々しい雰囲気の歌唱もあれば、情念・嫉妬を感じさせる歌唱もあります。
サウンドについては、Vo, G, B, Dr, Keyといったバンドサウンドがベースになってます。
ストリングスが多用され、叙情的に仕上がっているのが特長です。
サビでのファルセットが印象的な(1)、嫉妬・情念を感じさせる(3)、ミステリアスで緊迫感を感じさせる(6)、
ストーリーテラー的な(7)、シアトリカルなストリングスが印象的な(9)、コーラスが美しい(10)、
シリアスな歌詞をJazzyな雰囲気で歌う(11)、イリアン・パイプスが神秘的な(13)
。。。などなど、聴きどころは、多いと思います。
とても、審美眼的で、知的で、倒錯感のある、アーティストです。
また、プログレッシブなシンガーソングライターだと思います。
なんとなく、初期GENESISを聴いて育った、女性シンガーソングライターって感じもします。
「Paula Coleファン」「2nd『This Fire』が好きな人」に、オススメです。
「Paula Cole初心者」の方は、2nd「This Fire」の方が、いいのでは?。。。と思います。