このアルバムがとある日下北沢のleteさんで流れていたときからすべてははじまりました。
最初は「ライクーダー?いつまたアメリカンルーツミュージックみたいな音楽に戻ってきたの?」
とおもったのですがどうも様子が違う。
そのあまりにも魅力的な幽玄音楽の正体を知りたくてマスターに訊いてみると
「ロンサムストリングスというバンドの新譜ですよ」と教えていただいた。
ジャケットをみせていただく。
すると隣にいた妻が「さっき●●レコードにこのアルバムあったよ!」と
ライブ開始までまだ15分ある。
走れば間に合う。
私は走った。
そして買ってきた。
おどろくべきことにジャケットをみると「ふちがみとふなと」さんや「湯川潮音」さん「中村まり」さんなどがゲストとして
クレジットされている。
それを知った別の友人二人がさらに買いに走った。
都合この日に下北沢で最低3枚のこのアルバムが購入されたことになる。
そしてジャケットをしげしげとみて曲目を見ていたわたしは驚愕した。
「ケルンコンサート」とある。
「えっ????」と目を疑った。
あのキースジォャレットのケルンコンサートのカヴァーなのだ。
信じられない。70年代に日本じゅうのジャズ喫茶リクエストを席巻して
そして喫茶店のマスターを辟易までもさせたあのケルンが!
家に帰ってからリーダーのギター桜井さんの曲目解説を読むと
どうもこの桜井さん私と同世代であるらしい。
むべなるかな。
それも当時はご多分にもれず「辟易」されていたらしいのだ。
そんなケルンをカヴァーするにいたった経緯はアルバムを買うと書いてあります。
なんにしてもこれは名盤です。