とかくボードゲームはルールを把握し、実際にプレイしてみないと面白さがわからないことが多いのですが、実際に手元に届いて説明書を読んだ瞬間から「ああ、これはおもしろいわ」と実感できた稀有なゲームでした。
ボードゲームをやる際の大きな障害としてはパーツの多さとその扱いの煩雑さがまずありますが、これにはそれが全くないし、ルールも見てすぐわかるし、ちょいと説明していきなり初心者とやっていきなり楽しめることも請け合いです。
繋げて街を作ったり道をつなげたりするものってのはこのゲーム以前にも見たことがあります。
しかし、点数制にすることで全体的な戦いと局地的な争いの両方の判断も必要とし、そのバランスも素晴らしい。
同様のギミックを見たことがあった故外見で抵抗感があったのですが、いやあ、こういう風にすることで面白くなるもんですねぇ。
道、街を作っていくというゲームの性質上、ゲーム終了後に自由配置で街を作ったりなんかしたりして…、そういう創造性も感じさせます。
「裏のカードをめくって」という部分が運要素、どの程度の運要素がゲーム全体を支配するか、がボードゲームを考える上では鍵だと思いますが、割合的には他の外国製ゲームに比べてやや多めとは思います。
が、そこはテクニックでカバーでしょう。
そしてこの運要素こそが日本人向けを感じさせるポイントだったりします。
あと追加キットが多数ありますねぇ。
一気に集めようかと思わせる一品です。→ほとんど集めました。
2011/05追記
これ最初は草原ルールなしでプレイするのがいいのではないか、というところが難しいところです。
草原はほんのちょっとの配置で巨大な点数が行き来するので、初心者と熟練者でスキル差が大きく出がちになります。
ゆえに初心者に説明する際には草原なしが非常にわかりやすい。
他方、草原を入れないと相互の争い要素があまりなくなる。街と道と修道院作って終わり、では少々味気ないかもしれない。
草原ルールのあるバージョンの争いはなかなか味のある戦いなので、分かればわかるほど多人数プレイの難しさ容赦なさに気が付き始める。
結局サシ(1対1)のプレイが一番合理的なゲームなのかもしれません。
多人数プレイは他の拡張を入れてやると(ドラゴンとか)パーティゲームっぽくなって個人的には好きです。