ナチスドイツのユダヤ人虐殺は600万人、その内150万人は子どもであったといわれる。この本を読んでいてあの迫害下にあって家族と引き裂かれていった子ども達の悲しく不安な気持ちを具体的に知りせつなく涙が溢れてしかたがなかった。この本を読み、実際現在でも無造作に山のように残る遺品の一つ一つにもれなく悲しい物語が存在することを改めて知ることができた。大人達の都合により罪もない子ども達がどれほど苦しむかを知るためにも、子どもに読みやすく記されているが、子どもだけでなく責任あるわたしたち大人が読むべき本だと思う。