このドラマの情報を最初に見たとき、「日本で賞金稼ぎなんてできるのか?」と思い、またそうだとしたらどんな風に描かれているのか興味を持ち、見始めた。
いや、そんなに期待したわけではないが結構いいドラマだったのではないかと思う。
キャスト陣の掛け合いも面白かったし、教えられることや気付かされる言葉もたくさんあった。
キャストでよかったのは、やっぱり谷原章介さん。
ドラマ直前情報の番組の中で、「今回の役では、無理に笑わせようとすることはありません」と言っていたのだけれど、十分に面白かったし、それがあるからこそシリアスなシーンが光っていたと思う。
心に残っている言葉が二つある。
まず、刑事の権藤(谷原章介)と寺島(小泉孝太郎)の会話。
「法律の範囲内で動くのが警察の仕事」(寺)
「それでは報われない人間ができる」(権)
「それは警察の仕事ではない」(寺)
「ああ、それは人間の仕事だ」(権)
もう一つは権藤が刺された後にバウンティハンターを続けるか迷っていたメンバーに行った井坂黎(米倉涼子)の言葉。
「殺人には『被害者』と『加害者』と『傍観者』がいると思う」
「傍観者は加害者にも被害者にもなる」
コンビニ強盗でたかだか一万や二万奪っただけの犯人が逮捕されたニュースをみると、「こいつ馬鹿じゃないの」とよく思ってしまう。
だが、その「馬鹿じゃないの」で終わってしまい、ものの一時間くらいで忘れてしまうことがよくある。
しかし、これらの言葉を聞いた後だと、それではいけないと思ってしまう。
ただの傍観者だと、いつか自分も一万や二万で捕まってしまう人間になってしまう可能性がある。
しかし、ただ見るだけではなく、忘れないでいることでその可能性を限りなくゼロに近づけることもできる。
そうしなければいけないとこのドラマを見てそう思わされた。
たぶん見ている人よりも見ていない人のほうが多いと思うので、レンタルでもいいので一度は見てほしい。
きっと気付かされることも多いはずだ。