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HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス)
 
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HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス) [コミック]

冨樫 義博
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (178件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

ユピーとプフの力により、王が復活。だが王は一時的に記憶が混濁していた。このチャンスに邪魔なコムギ抹殺を狙うプフ。それを守るハンター達!! 一方カイトの下へ向かったゴンは、ピトーの告白に衝撃を受け…。

登録情報

  • コミック: 208ページ
  • 出版社: 集英社 (2011/8/4)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4088703278
  • ISBN-13: 978-4088703275
  • 発売日: 2011/8/4
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (178件のカスタマーレビュー)
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84 人中、78人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 もっと早く読んでいればよかった, 2011/11/4
By 
おゆゆ - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス) (コミック)
十年近く前に10巻を読んで以降、しばらく漫画から離れていた。
しかし先日、書店で(おそらく再アニメ化の影響で)大々的に紹介されているのを目にし、
「H×Hの続きってどうなったんだろ?」と無性に気になりだし、続きを数冊購入してみた。
面白い・・・面白すぎる。
また最初から読み返してみたが、十年前とは物語やキャラに対しての感じ方が全く違う。
何より、未読だった11巻以降の話が面白くて仕方がない。
一気に29巻までまとめて買ってしまった。
先が全く予想できない。どうしてこんなストーリーが思いつくのか。
こんなに続きが気になる少年漫画は他に無いし、これまでも無かったと思う。

29巻では長編のキメラアント編がまだ続いているが、これがまた面白い。
正直、今のH×Hがこんな展開になっているとは思ってもみなかった。
富樫先生はいい意味で予想を裏切ってくれる。
今回のゴンの涙と怒りには衝撃を受けた。続きは一体どうなるのか。

完全にコミックス派なのでジャンプ本誌の事情は分からないが、
富樫先生にはこれからも頑張っていってもらいたい。
30巻の発売を楽しみにしている。
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 最高!, 2012/1/24
レビュー対象商品: HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス) (コミック)
こんなに面白い漫画が420円で読めるなんて幸せだ。
現在ジャンプで連載しているがいつ休載になるのかとヒヤヒヤしながら次の展開が楽しみでしょうがない。
予測不可能でドラマチック性に満ちた最高の漫画である。
数あるジャンプの漫画がただの前菜に感じる程の構成力'世界観に感服する。
現在結構長い間休載せずに連載しているが出来ればこのまま連載し続けて欲しい。
もっとこの世界にひたっていたい 悔しいが休載しても許されるぐらい面白い。
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106 人中、87人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ゴンとクラピカ, 2011/8/30
レビュー対象商品: HUNTER×HUNTER 29 (ジャンプコミックス) (コミック)
「HUNTER×HUNTER」という作品内に於いて、個人の戦闘能力を決定付ける物は「精神の強さ」にあった。
クラピカの「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」に代表されるように、個々人が念能力に込めた精神や思いの分量が
強ければ強い程、比例して戦闘能力も向上して行く。

そんな中で、並み居る念能力者の中でも圧倒的高水準の戦闘能力を有していたネテロ会長が、
蟻の王を討ち取らんと命を賭して最後に放った一撃が、
「祈り」という高尚な精神などではなく、「貧者の薔薇」という戦争兵器であったのは何とも皮肉な話である。
ネテロ会長と言う、前述した「精神の強さ」の一つの結晶を以てしても、戦争兵器を凌駕する事は
出来ないのであろうか。

また同時に、全人類を救う為とは言え、既に512万人もの命を奪い取っている戦争兵器を用いるのでは、
とてもじゃないがやりきれない。
現に王は、現状の段階ではまだ500万人の東ゴルトー国民の命を大量虐殺したという結果は無いし、
仮に王を倒した所で、既に亡くなった512万人の命が報われるわけでは決して無い。
今後「貧者の薔薇」による被害者の数が増加の一方を辿る可能性も度外視する事は出来ない。

王がネテロ会長に提案した「平等とはいえぬまでも理不尽な差の無い世界」と、
「貧者の薔薇」が跳梁跋扈している作中に於ける現実。
どちらが人間にとって平等な世界なのかは、私には皆目見当がつかない。

しかし実際の現実の世界というのは、少し見回せば、案外そういった「皮肉」や「欺瞞」で
満ち溢れている物なのかもしれない。
コミックスの冒頭で「※この作品はフィクションです。」と釘を刺してはいるものの、この作品を読んだ上で、
「現実は、こんな俗悪なおとぎ話とは違って欺瞞なんて一切ありません。」と断言する事が果たして出来るだろうか?
『人と蟻でどこが違うのか』という、作者が投げ掛けたメッセージが印象深い。

そしてこの29巻。この巻に於いては、作者は主人公であるゴンを、19巻でピトーに片腕を千切られたカイトと
重なるように、絶妙な対比構造を持たせて描写しているのであるが、
私にはカイトよりも、寧ろクラピカと重なって映じたのである。
カイトの復讐に駆られたゴンと、一族の復讐に駆られたクラピカ。
今後作者がどんな展開を見せてくれるのかは解らない。ただ、

13巻で、ゴンと、ゴンの師匠であるウイングが交わす次のような会話を、読者は覚えておられるだろうか。

師匠ウイング『詳しい事情はわからないけどクラピカという人のマネだけは絶対にしちゃあいけないよ。
私が理由を言わなくてもその人を見てれば君ならわかるね?』
ゴン『はい...』

この描写から推量するに、ゴンは念能力の禁忌を犯してしまった事となる。禁忌かどうかは曖昧だが、
師匠ウイングの忠告に対してゴンが同意している以上、師匠ウイングを裏切る形となってしまったのは明らかだ。

復讐という原動力によって、ゴンが自身の拳でピトーの頭部を木っ端微塵に砕いた以上は、
もしもピトーに対して肉親の情を持つ者がいたと仮定して、
今後ゴンが、今度はその者によって頭部を粉砕される形で復讐されたとしても、ゴンが文句を言える筋合いは毛頭無い。
師匠ウイングは、この様な復讐という行為が構造として内包している「報復の連鎖」を見据えた上で、
ゴンに忠告したのかもしれない。

長々と記したが、上で記述している内容は、あくまで私個人の憶測にすぎず、
他の読者の方とは大きく意見が異なるかもしれない。
しかし「HUNTER×HUNTER」という作品の魅力の一つには、このように読み手側の感性や解釈によって、
作品自体がその人にとって様々な形へと変容を遂げるという点にあるのではないだろうか。
それは、この作品の中には一つの定まった模範回答という物が存在せず、
必然、各々が自身にとっての善し悪しを独自に規定する必要のある作りとなっている所に由縁していると、
私は睨んでいる。

このような漫画、これ程までに鋭敏な心理描写・状況解説が一切の無駄もなく、圧倒的な濃度で凝縮された作品は、
なかなかお目にはかかれない。

富樫先生、次巻が出るのならば、死ぬまで待ちますよ!
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