初級者向けのHTML辞典です。HTML4.01とXHTML1.0を解説しています。
第5版から、用途引き形式、見やすいレイアウト、きれいなカラー紙面などを引継ぎ、ブラウザ対応状況を更新、また内容を大幅に充実させています。
XHTMLに対応し、HTMLと記法が異なる場合はサンプルソースが2種類提示されます。また非推奨の属性などについては、CSSによる代替例がサンプル付きで紹介されます。巻末のリファレンスでは、本書に登場する全要素・属性について、各々が定義されている文書型、非推奨要素・属性、独自拡張の情報を掲載。またブロックレベル要素とインライン要素の区分も示しています。
残念なのは、各要素の直下に配置できる要素について記載がないことです。olとulの直下にはliしか置けないとわからなければ、文法ミスを避けてリストの入れ子をするのは困難です。pがブロックレベル要素を子要素に持てないことも、本書からは読み取れません。
またHTMLの辞典は本来、用途ではなく要素で項目を立てて、用途引きは目次や索引の工夫によって実現するべきです。そうすれば、現在は巻末付録に押し込められている情報を、本編の解説ページに入れて利便性を高められるのです。
HTMLタグ辞典もここまで改良されたか、と感慨深いものの、やはり辞典としては「
詳解HTML&XHTML&CSS辞典」の方が優れています。今後も改良が続くことを期待しています。
本書が対応状況を確認しているブラウザ:Internet Explorer 7/6、Firefox 2/1.5、Netscape 7.2/6.1、Opera 9、Safari 2