石川弘樹氏はスーパスター。鏑木毅氏はエヴァンジェリスト。この本の主な解説者はトレイルランニングのパイオニアといえる田中正人氏。
三氏のトレラン本にはそれぞれ個性があり、ためになるものばかりです。この本の場合、木段ではどの部分に足を置くのがよいか、つづら折りの走り方など細かな技術を丁寧に解説してくれています。特にポールの使い方はランだけでなく、山歩きにも応用が出来、参考になります。一つだけ残念なのが、グッズとレースの紹介部分。技術革新が日進月歩のトレラングッズ、大会の新規開催ラッシュにあって、この本は2008年発行なので、現在(2011年)ではいささか古くなってしまっています。ただ、それを補ってあまりある内容なので、実際にトレイルを走っている人なら買って損はなく、繰り返して読みたい本の一冊になることは間違いないでしょう。