NHK「世界ふれあい待ち歩き」は、2005年から既に6年続く人気番組。
そのテーマ曲/挿入曲を担う村井秀清のソロアルバムとしては2作目。
そもそも、6年も同じ音楽でマンネリ感や飽きる事が全く無い音楽など、そんなに多い訳はなく。
実は村井さんは、稀代のメロディメーカーなのだと、すっかりファンになっている。
そんな彼のソロアルバムなのだが、前作「In the air, In the water」が女性的なサウンドだとすれば、新作の「Home」は、彼の男性的な一面が強く出ていて、前作よりもスピード感やダイナミックなスケール感がプラスされている。
サウンドは前作同様、ピアノトリオに大編成のストリングスで、ジャズ/フュージョン/クラシックの要素が上手くミックスされている、極めて上質のインストゥルメントアルバム。
ライナーノーツを読むと、公私共に災害に見舞われた2011年に作られた彼の“想い”の詰まった音楽である事が、彼自身の言葉で語られている。村井秀清という人の、本当の優しさに溢れた人柄が、音楽に形を変えて伝わってくる。
アルバムを聴く度に、優しい気持ちや、豊かな時間を感じさせてくれる。
幸せになりたい時に、お勧めします。