ノースショアはハワイの聖地としてあまりにも著名。
しかし、過去にここまでその土地にフォーカスを合わせた作品はあっただろうか?
コンテストシーンだけでなく、そこに住む人々のライフスタイルやフィロソフィーまでも
奥深く描いた真実の物語だ。
毎年冬になると、世界中のサーファーが、自らのプライドを賭けてノースショアにやってくる。
もちろん、ノースショアのオンシーズンといえる冬の時期は、世界屈指のビッグスウェルが押し寄せるからだ。
そしてその時期に開催されるサーフィンの大会で最も名誉あるコンテスト。それがトリプルクラウンだ。(パイプラインマスター他、計3試合)
映画はこのトリプルクラウンを軸に展開していく。
サニー・ガルシア、パット・オコーネルはこのシーズンを最後に、コンテストシーンから姿を消す。
トップサーファーであり続けながらも、現役を退く心中とは?
彼らのあまりにも純粋で愛情あふれるキャラクターが、まさにストレートに伝わってくる。
ロシェル・バラードの女性でありながら、ノースに居住し、大波を乗りこなす姿も、私たちに勇気を与えてくれる。
ドキュメンタリーとして制作されている当作品は、キャストの本質を偽りなく映し出し、
彼らの魅力を存分に感じさせてくれる。
プロサーファーだけでなく、ノースショアで生活する人達のありのままを目の当たりにできる
世界で唯一のサーフィン映画、それが「HIGH WATER」だ。