まず、商品としての感想ですが、文句のつけどころのない『ジュアッグ』です。
今までザク等のモノアイの可動は小さい頭部でそれを可能とした事から精密ドライバーなどが必要な程細かいパーツで行われていましたが、このジュアッグの頭部は見ての通り極めて巨大な為、指でどんどん動かせます。
ジオンMSの表情はモノアイによるものが大きいので操作性の高いこのモノアイはジュアッグたんに多彩な表情を可能とさせてくれます。
また極めて単純に見えるこの腕からロケットランチャーにかけても沢山の可動肢が盛り込まれていてバンザイから屈伸、なんでやねーんまでいろんな事が出来ます。
そもそもアッガイ等のMSはゴツくて怖いイメージのあるジオン製MSの中にあって水棲MSは丸っこいデザインがどこか愛らしいという特徴を持っていました。
その特徴が際立っているジュアッグのデザインはいままでのバンダイのプラモの歴史の中でも特に変わったデザインと言え、どういう売れ方をするか見えないところでもあったのです。
今回、このジュアッグが売れるという事はバンダイにとって「かっこいいMSだけが売れるわけではない、ガンダムの長い歴史の中で埋もれていった奇妙奇天烈なMSにも一定のファンがいて、そういったファンの人たちは出せばちゃんと買ってくれるのだ」という購買者のメッセージを伝える事になるわけなのです。
故に、ジオンのファンは勿論の事、どうか連邦のファンの皆様にもこの機体だけは買って頂きたい。
この機体の売れ行きは必ず長い歴史の中に埋没していったMS達を救う事につながります。