先ほど組み立て終わって少し動かしてみた感想です。素組みで二時間くらいで完成します。ランナーは、多色一枚(クリアピンク、ピンク、薄、黒)、ピンク二枚、黒一枚(ABS樹脂成形)の計4枚で、ポリキャップはありません。また、ビット展示用の20センチの軟質クリア棒が3本付属します。
まず、プロポーションについてですが、ポリキャップ不使用のおかげでかなり良いバランスで纏まっています。これは既存のポリキャップを使うと、小柄な機体に収まらず、プロポーションが崩れてしまうからだと思われます。ちなみに手のパーツも少し小さめになっています(握り、開き手の二種×2)
また、ヴェイガンのキットに共通して言える事ですが、各部の尖った部分が安全のため丸くなっているので、ヤスリ等で尖らせてあげると更に磨きのあるシルエットになります(指の先端や、角などは特にオススメです)。
可動についてはまあまあと言った感じです。膝は二重関節で深く曲がります。肘は一重ですが100度くらいです。首や腰もある程度は動きます。また、バックパックの付け根が前後左右にスイングします。ポリキャップの代わりにABSのパーツを使っているので、動かしすぎると摩耗する恐れがあります。
色分けは、本体はほとんど文句なしです(センサーとバックパックのビット射出口がシール補完なくらい)が、台座の床の黒い部分がピンクなため、気になる場合は塗装する必要があります(シールはありません)。5つ付属のビットは、ピンク一色です(シール無し)
個人的には、一色でもビットが付いてくる点が嬉しかったです。展示用のクリア棒は3本ですが、長いので半分に切るとちょうど良くなりました(余った1本は予備にしました)。
また、台座を展示する台の裏側には、余った手のパーツと台座の接続パーツを収納できるようになっています。…が、クリアピンク成形なので思い切り透けて見えます。気になる方は艶消しスプレーやヤスリで曇りガラス状にするといいです。
惜しい点は、挟み込みの多さと合わせ目が少々目立つ点です。ABSを使っているので全塗装を考えている方は要注意です。
ABS塗装によるパーツ破損のリスクを軽減するには、事前にサーフェイサーを吹いて塗料とABSが直接触れないようにして、薄め液を使わず(乾きやすくするため)に筆塗装にする(エアブラシは筆より塗料を薄めにするので、溶剤がABSに染み込みやすくなり割れやすいです)…等の配慮が必要になります。また、エナメル塗料もABSには使わないほうがいいです。
総合的には星4つです。素組みで仕上げるならそれほど難しくないです(部分塗装が必要な場所はABSを使っていないので部分塗装派の方も安心です)が、全塗装派の方は手間がかかるキットだと思います。
ちなみに私は全塗装の予定ですが、腕試しのつもりでポジティブに作り込んでいこうと思います。長文失礼しました。