福本作品のスピンオフと言えば『ワシズ』が出版されていますが、この『HERO』にもまた違った趣があります。
主人公ひろゆきは、自分の本心や進むべき道に気付かせてくれた故・赤木しげるに近づこうと
無難な生活を捨て、一流でなくても好きな麻雀で生きるという茨の道を選択した。
それから数年後。
ひろゆきは自分が少しでも赤木に近づけたのかを知るため、最も赤木に近いであろう存在の天に麻雀勝負を挑む。
…と言った内容です。
テンポも良いですし、絵も割と福本氏のものに近く人物の輪郭なんかはそっくりでした。
中でも、回想でちょいちょい出てくる原田は福本氏がそのまま描いたのでは?というくらい似てます(笑)
あと、『ざわ・・ざわ・・』も出てきます。ここら辺の原作オマージュはファンにとっては嬉しいですね。
福本氏は協力という立場にあるようですが、勝負のアイデアなどは氏が提供しているのかなと想像しています。
麻雀好きな方や、福本作品が好きな方にはオススメです(特に後者は是非!)。
『天』の登場人物が結構出てきますし、個人的には沢田さんとかが地味に嬉しかったです。
さらにこの巻の最後には、他の福本作品からあの男が登場します…!
福本作品好きなら狂喜する事請け合い!