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「何かふっきれるようなことがあったの?」と思わされるほど、総体的に明るいイメージのアルバム。
明るさ=キャッチーというのではなく、なんだか視界が開けたような開放感というか。
以前の「The Rebirth of Kirk Franklin」では、同時多発テロの精神的な影響が強かったのか「癒したい気持ち」と「癒しを求める気持ち」を感じたけど、それとは対照的に、今回は何かこう、「ステージを一つ進んだ」的な大らかさがある。
しかも、80年代の名曲をアンダーカバーに持って来たりと、これまでにない作りでかなり新鮮な感じ。
Praise色があまり全面に出ていないので、ある意味「王道ゴスペル」が好みの人には、Kirkのふっきれぶりが少し違和感に感じてしまうかも。
ただ、音楽とかは常に一定の方向性のものだけを作ればいいってもんじゃないし、例えそれがゴスペルだとしても同じで、世界のありとあらゆるもののどこから“福音”を感じ取るかは、まさにその本人と「神のみぞ知る」だ。
とにかく、80年代の名曲であるTears For Fearsの「Shout」を持って来た5曲目の「Let It Go」は、鳥肌がたつほどガツンときた。80年代当時、溺れるようにリピート聞きしてた曲をKirkアレンジで聞かせて貰えたことがすでに涙モノ。
他にも、スティービー・ワンダーが好きな人なら「Why」は感涙すると思う。
当面はヘヴィロテの1枚になりそう。ここからまたKirkがどう次へとステップしていくのかが、益々楽しみになる。
これからもついていくからね、Kirk!
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