2008年無期限休止中宣言後となってしまいましたが、やっぱりサザンは
かっこいいですよね。ものすごく素敵な音楽です。このアルバムは1995年までの
活動が凝縮された感じのセレクトで本当に贅沢なアルバム。
Disc 1
マンピーはちょっと口にするのも恥ずかしいタイトルなのであまり触れないで
置きますが、シュラバ〜も含めてこのあたりのサザンってノリノリの電子音が
いい味を出してますね。
元々歌詞はあんまり重視して聞かないタイプなのですが、好きな音楽は繰り返し
聴くから自然と歌詞も覚えて、すごくいい詞とか、はまっちゃいますね。
女神達への〜はちょっとビーチボーイズっぽい感じで瑞々しいというか、
爽やかなハーモニーが好きです。サザンの引き出しの広さを感じることが出来ますね。
一方で希望の轍は、なんか青春真っ只中の切なさをアップテンポにのせたメロディーで
表現してますしね。途中のコーラスなんかも抜群に綺麗なオブリガードで
気に入っています。繰り返しますけど切ない疾走感がツボです。
亀をモチーフに熱唱するブルースの亀が泳ぐ街は、ある意味で力作です。
コミックバンドというか、アニメソングと言うか、ミニー・ザ・ムーチャのような
パープー仲間はクラブで聞きたい珍曲です。でもベースのウォーキングが超素敵なんです。
ホーンセクションの使い方がたまらん。
沖縄にインスピレーションを受けた音楽も多数リリースしてきているサザンですが、
本作に収録されているナチカサヌ恋歌は、原さんがあのほんわかした声でリードヴォーカルを
歌っている。すこしエキゾチックなロマンスを感じる曲です。
メリージェーン〜は軽快なシャッフルドラムで始まります。ソフトに歌う桑田さんの。
そしてヘビーな電子音が面白いテンションを作り上げています。オモテとウラのリズムの
組み合わせが結構こだわりを感じさせます。
さよならベイビーはバラードです。しとしと降る雨を連想したんでしょうかベース(鍵盤だと思う)
音がいい感じです。
もちろん、雨ってのは涙に掛けているんでしょうけど、味わい深いバラードのひとつですね。
女呼んで〜はサザンらしい不謹慎な曲ですが、若い男性の煩悩がそのまま曲になった
ような印象です。馬鹿なことを軽快なサウンドにのせていい感じに仕上げているのだから
すごいですよ。
遥かなる瞬間(とき)はドラムの松田さんがリードボーカルをやってます。
本当にいい声してますね。
Disc 2
艶色☆〜は、小さい頃から好きな曲です。ディスコティックなサウンドが
本当に艶なムードにしてくれます。サザンの良いところは、愛とか恋の曲を
作っても独りよがりじゃない歌詞を描いているので受け入れやすいですね。
ただ、力道山の歌をなぜ、つくろうと思うんでしょうかね。そのあたりは非常に謎です。
渋いロックンロールなリフがたのしいフリフリ〜はサザンが音楽を心から楽しんでいることを
証明してくれている。日本のヒールも流れ的には同じ雰囲気で、この2曲をならべて
クレジットしたのは大正解。
「大人」の疾走感を感じるイントロが印象的な「ミス・ブランニュー・デイ」は
思春期に聞くバイブルかもしれません。
原坊が歌う鎌倉物語はほんわかしてていいですね。情緒あふれる鎌倉の街をぶらぶら歩きたくなる。
ブラウンチェリーは暴力的な桑田氏のボーカルが非常に魅力的です。
チャコの海岸物語は有名な曲ですね。完全にナツメロです。幾度となく耳にしたので飽きてるんだけど
飽きない気がするのはなぜでしょう。それは本当は飽きていないからなんですね。
ユーの憂いのあるメロディーも心に突き刺さりますね。音のバランスも良い感じ。
最後の日射病、タイトルは不思議だが南国の厳しい日差しを楽しむ雰囲気のある音楽できが
緩んじゃいます。東京サリーちゃんのような意味不明なタイトルだとしても、私はこのスモーキーで
ブルージーなタイプの曲はすごく好きです。
クリスマスソングもやっぱり海を彷彿させるのがサザンの凄さでしょうか。
Disc 3
ただ、寒々しさがなくていいですね。イーグルスをちょっと和風にした雰囲気のオーガールと
思うのは私だけ?この曲は静かな基本メロがかなり好きです。
夕焼けの海をバックに青春したい曲。それは海ですよね。オレンジ色がとっても鮮やかにまぶたに
描かれてしまいます。敢えて言えば、ルパン三世の2ndシリーズのエンディングに近いかもです。
マイ・フォアプレイ・ミュージックは、感情というよりもパッションがほとばしる曲ですね。
ジルバな感じ、ラテンな感じ、とにかく焦燥感を上手に表現しているんだな。
愛は花のようにはCMでも使われていたような曲ですからね。有名ですが、このボサノバ調の曲は
開放的な気持ちにさせてくれますな。
ヘアーは、ワビサビの聴いたスロウロックです。生音ベースの出だしが渋い。
輪舞曲ってかんじの素敵なバーディーもなかなか沁み込んできます。悲しみはメリーゴーランドは
メスチソテイストなのか、フォークなのか分別がきかないほど、サザンなサウンドですね。
そう幻想的という抽象表現をするのが精一杯です。
夕方ホールド・オン・ミーはソウルっぽいバックサウンドなんだけど、
サザンがやるとニューミュージックになるんですよね。これ本当にいい意味でね。
元気なサンセットミュージックです。このシチュエーション、音だけでわかるので、
とってもいい曲ってことがすぐに分かると思います。
ポカンポカンと雨が降るは大人の曲ですね。原さんがときどき歌う、妖艶な調。
ベッタベタな感じの曲ですが、この王道から外れない音の積み重ねは本当に琴線に触れまくります。
エマノン
すこしボズ・スキャッグスを意識してしまう曲。jojoとかの雰囲気ありませんかね?
いずれにしてもコースト・ロックという感じで、海風が気持よさそうな雰囲気を
イメージしながら聞いています。
愛する女性(ひと)とのすれ違い、ふざけた歌も多いですが、マジ歌はもっとすごいと思うのは、
私なんかよりキャリアを積んだ、サザンリスナーさんだけではありません。
この曲も夕方のイメージ。Disc3には夕方ソングが多いですね。
ちょっとチャイナ・オキナワなフィーリングでGood。
ラヴ・シック・チキンは誰がメインボーカルとってるんでしょうね?
ロックロールなイントロ、Aメロ Bメロが、R&Bへ雰囲気が変わったりする。
ちょっと電脳警察的な部分もあって、面白い曲です。
開き放しのマシュルームはライブで聞いてみたいですね。なんとなくアルバムにいれると
目立たない感じがしますから。テンション高めでライブ演奏すればきっと、私に刺さります。
慕情は、秋なのか春なのかわかりませんけど、寂しい曲ですが、
ピアノの音が暖かくて暖かくて聞いていると、曖昧な気持ちになってきますね。熱唱したくなりますね。