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H2 (17) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)
 
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H2 (17) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉) [コミック]

あだち 充
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 710 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ライバルであり、親友でもある国見比呂と橘英雄。甲子園をめざす2人の“ヒーロー”に、ひかりと春華の想いが交錯する…。正統派スポーツ&ラブストーリー、ワイド版で復活!!
夏の甲子園大会・準決勝。ついに千川VS明和第一が対戦!! お互いのプライドを懸け、ひかりへの想いを込めて繰り出される一投一打…その果てに待ち受ける結末は!? 2人のヒーローと2人のヒロインが繰り広げた青春ドラマ、ここに完結!!

出版社からのコメント

比呂(ひろ)、英雄(ひでお)、ひかり、春華(はるか)。恋に、スポーツに、それぞれ「青春」が熱く輝く!大好評バックアップ「青春」ストーリー。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • コミック: 368ページ
  • 出版社: 小学館 (2005/3/2)
  • ISBN-10: 4091277977
  • ISBN-13: 978-4091277978
  • 発売日: 2005/3/2
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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41 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 孔明
形式:コミック
まず最初に「ごめんなさい」です。

読む前は「タッチ」で一度野球を題材にしているのに、また同じ野球の漫画なんか描いて、作者は「自己模倣」でも始めたのか?・・・なんていう先入観が立ってしまいました。

で、読み始めたんだが・・・「タッチ」とは全然違うよ!
何よりも野球が完全に話の中心となった。タッチでは恋愛がメインで野球はあくまでも小道具だったのに。
こちらは野球と恋愛の比率は「6対4」もしくは「7対3」でタッチと完全に割合が逆転した。
直球の一本やりで三振の山を築いていた「上杉達也」から幾星霜、比呂は変化球も使いこなすようになったし。
タッチで「案山子扱い」だったチームメイトにも光が当てられ、連帯感を持たせる意味でも説得力が加わった。特に最初はスパイとして入部してきたはずの「島」と「大竹」の2人が次第に野球の面白さを知り、試合で活躍するたびにチームメイトや観客から認められる過程で「悪役としての任務」を放棄して、チームの主力となっていくという展開は悪い方向へと行きそうだった2人の運命が好転したという意味で読後感が心地よかった。

2人のヒロインと2人のヒーローを用意した「四角関係」が最後までカップリングの着地点を読ませず、野球の試合内容とは違う意味でも緊迫感が継続されて良かった。
自分は・・・最後まで比呂がひかりとくっ付くかもという可能性も捨て切れなかった。
でもよくよく考えると、ひかりにとっての比呂は「弟」の位置付けなんですよね。
度々、比呂を男として意識しつつも、最後には「血の繋がらない家族の位置」へと還ってきたように思う。
そして比呂のひかりへの初恋も・・もうずっと前に終わっていた。

ひかりの恋人にして比呂の最大のライヴァルの英雄は・・・ひかりと付き合いながらも常に「ひかりが本当に好きなのは自分ではなく比呂ではないのか?」という疑念に囚われていた。
思えば、このお話は英雄にとっては自らの心の疑念を晴らすための戦いの軌跡でもあったわけだ。

最後の夏の甲子園を前にしての比呂とひかりのデートは映画だった。
帰り道で、母親を亡くしたばかりのひかりは別れ際に比呂に言う。
「比呂と幼なじみでよかった」「さよなら」と。
このセリフでひかりが比呂ではなく英雄を選んだのだと思った。
幼い頃から「弟」のように思い、そしていつの間にか比呂を「男」として意識するようになったとき、ひかりにはすでに英雄という恋人がいた。

先に「女」となったひかりに遅れて「男」になった比呂が、もしも、もう少しだけ早くひかりに男を感じさせていてくれたなら・・・・・?
果たして2人の仲はどうなっていた・・・?
・・・・・・・・・・・・おそらくひかりが英雄ではなく、比呂と恋人になった未来もあったことだろう。
けれど、その未来は現実のものとはならなかった。

高校三年生の夏の甲子園の準決勝でついに対決する比呂と英雄。それを見守るひかりと春華。
結果は比呂の勝利・・・も、勝った比呂とそれを見守ったひかりの目からは涙の雫がこぼれ落ちる。
お互いが互いに対する恋心にピリオドを打ったことを悟った、ストーリー中でも屈指の名場面だ。

英雄は比呂との勝負に負けて悟った
「ひかりが最も必要としているのは自分で、そんなひかりのことを誰よりも愛しているのも自身だ」と。
ひかりも気付いていた。
「最初から選択の余地(自分と比呂が結ばれる可能性)なんて無かったのよ」と。
ひかりと比呂は恋人にはなれない。「そうなるチャンス」をとうの昔に過ぎ去ってしまっていた・・・・。
そして失われた時間を取り戻すことは決して叶わない・・・・。
かくて、十年近く英雄の心を曇らせた暗雲も晴れ、物語は終局する。

準決勝を勝ち抜いた千川ナインはいざ決勝戦へと進む!
その比呂の傍らには、彼にとっての「恩人のひとり」といってよい春華の姿があった。
描かれないままに終わった決勝戦だが、比呂の行く未来は広がる夏の青空そのものだった。

「結ばれる可能性も高かったのだが、ボタンの掛け違いで結ばれずに終わった2人。でも、決して不幸ではない」
この作品の最大のセールスポイントは「ひかりと比呂が両想いなのに、結ばれることなく終わる」という点。
だからこそ
「出会いの難しさ」とか、
「人生におけるタイミング」、
「思春期における女子の男子に対する精神的な成長での優位性」
等が感じられて、とてもせつないのです。
でも決して不幸と思えないのは2人は恋人にはなれなくとも「家族」という立ち位置(直接的な血縁関係はないが、実質2人は「姉」と「弟」だった)が保証されているから。
だから、「読後の後味が悪くならない」のですよ。
安易に両想いが結ばれてメデタシメデタシ・・・が多い中、これは異色かつ特筆ですよ。

ここまで読まれた方なら間違いなく想像できるはずです。
物語のラストから数年後、英雄とひかりの結婚式で
「ひかりは俺の姉さんです」と祝福のスピーチをする比呂の姿が!

そして、そこからさらに十数年後。
英雄とひかりの間に生まれた娘に
「そういえば、比呂叔父さんの初恋の相手って、うちのお母さんなんでしょ?」
と問われ、焦ってしどろもどろになる比呂の姿が!

それって…決して「不幸な未来」ではないよね。
間違いなく「幸せな未来」の姿のはず。

結ばれるだけが幸せではないのです。
大切な人を「生涯に渡り見つめ、傍らで支え続ける(夫婦としてではなく)」というのも
同じくらいの男の幸せではないでしょうか。
比呂は間違いなくそれをやり通すはずです。
「義弟として、結ばれられなくても生涯に渡って義姉を支え続ける」
そこに比呂の「男としてのプライド」を見たいと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お見事!
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:コミック
連載をリアルタイムで読んでいたときは高校生だったので終わり方に納得がいきませんでしたが、今読み返して「こういう恋愛もあるかな」と思います。

設定だけを聞くとひかりがヒロインで春華は当て馬的存在に思えますが、彼女の素敵なキャラクターが最後までどっちとくっつくかわからないハラハラ感をひっぱってくれました。春華の"待つ女"の姿勢は尊敬に値します。

となると惜しむらくは英雄のキャラの弱さでしょうか。

ヒロインは2人なのにヒーローはどう考えても2人とは思えません。ここで英雄も比呂に負けないくらい魅力的であったら終わり方にももう少し納得できたんですけれど。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By thegoodlife1977 VINE™ メンバー
形式:コミック
やっとH2を全巻読みきる事ができた。
連載中は見たり見なかったりでつまむ程度だった。
連載が終わってからワイド版が出るのをずっと待っていた。
なので決してドラマがはじまったからどうこうっていう訳ではないです...。
(漫画が実写になったりするのは好きではない)
あだち充が書く作品はかなり好きで、「タッチ」や「ラフ」は当然のように見てきました。
ワンパターンと言われればワンパターンなのかもしれないけど、
どの作品ももう少し見ていたい!!と思うからこそ、続きを求めるかの様に惹かれてしまう。
H2も最後は何とも言えない余韻を残して終わった。
僕は高校時代サッカー部だったけど、あの3年間に込められた思いというのはどの種目でも同じものだろう。
だから、自分の過去とリンクさせながら見てしまう部分も多い。
高校時代に戻って熱くなりたい。
ドキドキ感のある恋愛をしたい。
本当にそう思わせてくれる。
あだち充氏にはこれからもこういった作品を書き続けていただきたい。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
釈然としない終わり方だった
あだち先生の好きなスポーツである野球を通してのヒューマンドラマ
やはり、一番の見所は比呂と英雄とひかりと春華の恋愛だろう... 続きを読む
投稿日: 22か月前 投稿者: 鯖
いやあ、面白かったです
最初は、あだち充特有の野球を題材にした漫画かと敬遠していましたが、レビューの評価の高さから読み始めると、その面白さに、一気に読んでしまいました(全17巻もあり、お... 続きを読む
投稿日: 2009/2/14 投稿者: 993改
千川対明和
この巻だけを評価すると、星5つです。しかし、試合自体の内容が、栄京戦の方がすごく心に残りました。この物語で大事な場面である、幼なじみ対決にも関わらず、悪役だった広... 続きを読む
投稿日: 2008/12/14 投稿者: イッセイ
最後まで
最後の最後まで比呂は辛い生き方をするんですね(^_^;)
かっこいいっす(*^ー^)
二回三回と読み返して下さい。... 続きを読む
投稿日: 2007/2/10 投稿者: ゆう
この人の漫画って
ほんと、同じパターン。いくら漫画でも男にとって都合のいい世界ばかり描き過ぎてると思う。中途半端なサービスシーンとか本当にウンザリします。同じ青春モノでも古谷実の「... 続きを読む
投稿日: 2006/8/25 投稿者: コトリ
やっぱり最終巻。
最後の国見の葛藤がすばらしい。あれだけの心理描写を短いページでかけるのはすごい。... 続きを読む
投稿日: 2006/7/20
だらだらと先延ばし・・・
あだち充の得意技

キュートで何でもできちゃう可愛い幼馴染の女の子
自立していてかっこよくて男の子の理想を描いたライバル... 続きを読む
投稿日: 2006/7/18 投稿者: 津和差志
永遠に出ない答え
読者の性別・年齢・恋愛遍歴・異性の好み・人生経験によって解釈が異なる
あだち充最大の問題作!とでも言いましょうか。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/24 投稿者: アガット
メインはやはりサブキャラの木根!
あだち充の天才的なこの人間模様の描き方はもはや神業。一度二度読んだだけでは、筆者の真意は理解できないのではないか?本作品の中で、一番感激させてくれた人物は、広田と... 続きを読む
投稿日: 2005/3/11 投稿者: せバズちゃん
あだち充得意の野球+恋愛マンガ・・・四角関係が珍しい
"2''è ̄"''ä¿§&e... 続きを読む
投稿日: 2003/1/20
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