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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
マネジメントや戦略に対する新たな視点,
By
レビュー対象商品: H. ミンツバーグ経営論 (単行本)
本書は、筆者の過去の論文を「マネジャーの仕事」「戦略」「組織」を3部構成にまとめ、巻末に筆者インタビューも掲載されている。 第1部ではマネジャーの職務を再定義した上で マネジャーの果たすべき役割について述べている。 第2部では「戦略クラフティング」という言葉に代表されるように 実践と戦略立案との不可分性について述べられている。 また、本書ではMBAに代表される「左脳中心」の経営戦略に対する警告が 随所に見られる。 そして、「右脳による経営」「見えないリーダーシップ」「参加型リーダー」等 についても重視しており、日本人には特に受け入れられやすいと思う。 内容的にも、オーケストラの指揮者等、少し変わったマネジャーの話も 盛り込まれており、堅苦しくなく興味を持って読めました。 ただ、第3部の組織については、前2部ほどの インパクトは感じられなかったので星4つとしました。 基本的に過去の論文の掲載なので、前2部を読むだけで 十分だと思いますし、それだけでも購入する価値はあると思います。
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
優れた戦略の策定方法,
By 津田正顕【號称塾】 "Nextbaron" (Kusatsu, Shiga-pref. 滋賀県草津市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: H. ミンツバーグ経営論 (単行本)
優れた戦略は、優れた人々が優れた理論を応用したプランなのか。今までは、それが答えだとされていた。そして現在もそれを答えとして 取り組んでいる人々は多い。 しかしその結果は、失敗!失敗!また失敗!なのである。 失敗をもたらす元凶として、「現場を見ていない」・「従業員は皆同じ」・ 「優れたプランは変更が不要」・「財務分析等のハードデータで すべてが分かる」・「完全なヒエラルキー」等があり、それらが従来の プランニングに組み込まれているのである。 では、ヘンリーミンツバーグ教授はどういう方法を提示しているのか。 それが「戦略クラフティング」(第6章 p185〜224)である。 [機械生産ではなく、工芸制作」で、「長い経験、素材への愛着、 バランス感覚」を基に、「形成していくプロセスと実行するプロセスとが 学習を通じて融合し」、その結果、「独創的な戦略へとだんだんと発展 していく」のである。
30 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ミンツバーグのエッセンス,
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レビュー対象商品: H. ミンツバーグ経営論 (単行本)
戦略サファリ、マネジャーの仕事からのまとめ、別途刊行されていたハーバード・ビジネス・レビュー誌(2003年1月号)の再録を含む、いわば、日本におけるミンツバーグの自己紹介本。つまりエッセイに近い。しかしタイトルは、どこかの大学やビジネススクールの教本のような印象を受ける。ちょっとダサい。原題「Calculated Caos(計算された混沌)」を直訳すればよかったのに。すごく良いフレーズなのにね。この本は、現在、欧米のマネジャーや、日本の管理職がかかっている病についての事実を述べているもので、その処方箋が直接的に書かれている訳ではありません。巷ではそんな直接の処方箋をビジネスとして悪用している輩がわんさか居ますが、彼は、「そんなもの無いが、ちょっと本気で調べて、考えて、あがいてみよう」と思って、行動しているらしい。大学の先生やコンサル実務に携わっている先生の書いた本というより、日本で言えば、司馬遼太郎や池波正太郎を読む感覚で手にとってみては如何でしょうか?勿論、経営者やコンサルタントの皆様以外の方々にも(実はむしろそっちの方々に)お勧めな本なのです。
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