主に’70~80年代に活動し、日本でも絶大な支持を得ていた、
知る人ぞ知る大御所ロックバンド。
何といてもこのバンドはコーラスが素晴らしい。
メインヴォーカルのデニス・デ・ヤングのヘヴィメタルにも
通用しそうなキーの高い声量にバッキングコーラスの
ハーモニーが絶妙な空間を醸し出す。
それに、ロックを基本とした、プログレ的なアプローチや
テクノ系やらをふんだんにミックスした壮大な世界は、
聞き応え十分だろう。
バンド自体は解散、メンバーの脱退などが相次ぎ、
何気に落ち着きが無かったように見受けられるが、
彼らの色んな意味で完成された曲を聞くたびに、
STYXというバンドはしっかり存在して、
揺るぎ無いものだと実感させられる。
代表曲は壮大なバラードが印象的な2
「ザ・ベスト・オブ・タイムス」と5「ベイブ」
であるが特にバラード好きには必聴!
そして忘れてならないのが、日本での人気を不動のものにした
15「ミスター・ロボット」は歌詞の一部に、
「ドモアリガット、ミスターロボット」と日本語で
歌っているのだが、まぁ、当時は「おっ、スゲー。日本語だー」
なんて嬉しく思っていたもんだが、
今改めて聞くと何故日本語?という疑問しか残らないのが、
自分が音楽に対して成長した悲しい部分であろう。まぁ、良いや。
とにかく、このベストアルバムは、彼らの良いトコ取りの曲が
タップリ詰まっているので、STYX初心者用にご用意させて
頂いたまでである。