奥田民生といえば、シンプルな曲構成に独特な雰囲気を漂わせる歌詞なのに必ず心にグッと来る曲を作る名シンガー(ユニコーン時代からそうだったが)として知られている。
そんな彼のライブアルバム、2003年の「
OKUDA TAMIO LIVE SONGS OF THE YEARS」以来9年ぶりのライブアルバムだ。
その頃と比べて、やってることは変わってない。変わったのはバンドメンバーぐらいだ。
というかむしろ進化している気がする。最近の民生の歌い方は迫真さを感じるものがあって、より熱くなったなと感じている。
例えばこのアルバムなら「MANY」→「最後のニュース」→「解体ショー」の流れなんか、思わずボリュームを最大まで上げて握りこぶしをグッと握りたくなるような熱さ。特に「解体ショー」の”終わってしまうよお!”なんてとこなんて、ホンモノのライブさながらの熱さがそのまま感じ取れる。
もちろんボーカルだけでなく、ギターもバンドサウンドも総じてかっこいい。上記の3曲は演奏の締め方から次曲までのミックスも相当かっこいい。演奏だけを見てもかっこいいということが一聴すればすぐ分かる。
昨年のユニコーンのアルバム「
Z」の時もそうだが、近年の民生のボーカルは本当に熱い!
そんな彼の本当の熱さをこのライブアルバムでは十分感じ取ることができます。最後に「さすらい」が入ってるのもファンサービスを忘れてなくてうれしいところ。
ジャケットの色みたいに、燃え上がるようなライブを是非このアルバムで。