アーミンホフマンがバーゼル造形学校等で教えていた、
グラフィックに関する彼の基本理念をより多くの人に伝えよう試みた本書。
全編モノクロ。文章は少な目で、そのほとんどが教材として
使われていた素材や彼と彼の生徒達の作品で占められています。
正直最初もの足りなさを感じてしまいましたが、時間が経つ
ほどにその深みにまり込んで、何度も見返してしまいます。
この本の内容を解釈して解説し、的確な制作課題などを与えてくれる
優れた教師などの存在を介せば、より理解も深まることと思われますが、
これだけ見ても十分にインスピレーションが得られることでしょう。
Emil Ruderの『Typographie』とともに、時代を超えて普遍の部分や
基本中の基本を教えてくれる、持っておくべき本だと思います。