2009年発表5th。
2008年に再結成したCarcassでの活動と並行しながら制作。
すっかりデス・メタルからは足を洗ったと思ってたビルがこの話に乗ったのは嬉しい驚きだったし、ビル自身も楽しんでいたようだが、だからといってFirebirdの方もおろそかにはなっていない。
もともとNapalm deathやCarcassといったグラインド・コア/デス・メタルからキャリアをスタートさせているビル・スティアだが、91年頃…Carcassの3rdをリリースしたあたりからメタルやハード・ロックのルーツを探り始め、当時プレイしていたデス・メタルよりも70年代のブルーズ・ロックにどっぷり漬かっていた。
現在ではさらにルーツを遡り、20〜30年代の黒人ブルーズマンの音楽も愛聴しているらしい。
メンバー(特にベース)はなかなか安定しないが、トリオ編成は結成時から不変。
ありきたりな言い方だがシンプルにして奥深く、円熟味とアヴレッシブさの両方を兼ね備えている。
#4はジェイムズ・テイラー、#9はダスター・ベネット、#11は20年代のブルース・シンガー、イーダ・コックスのカヴァー。でも#11はHumble pieのヴァージョンの方が有名かも。
いつか、戦前ブルーズのカバー集をレコーディングしてみるのも面白いかもしれない。