欧米ではさかんに採用されているGrailsですが、
日本では認知度が低く、本書と
はじめてのGrails―「Ruby on Rails」風の「フレームワーク」をJavaで使いこなす! (I・O BOOKS)くらいしか
参考となる書籍がありません。
また、インターネット上にはいくつか日本語で書かれたサイトがありますが、
資料としては散らばっている感が否めません。
そのような状況下でGrailsについて適度なボリュームで取り扱っている本書は、
Java/Groovyでアジャイルな開発をやりたいエンジニアにぜひ手にとってもらいたい書籍です。
本書で扱っているGrailsのバージョンは1.3系ですので、
1.3系のプログラミングをする際には本書は欠かせないでしょう。
最新のGrails2.0系については、
本書のサンプルコードのいくつかは動作できません。
動作はできませんが、Grailsのアーキテクチャーはほぼ変更は無いので、
それらを学習したい場合に役立ちます。
ネット上のGrailsに関するドキュメントは英語のものが多く、
英語に抵抗のない人はそれらを参照すると良いでしょうが、
英語に抵抗のある方は本書をぜひ手にとってもらいたいと思います。
また、JGGUG(Japan Grails Groovy User Group)の発行している会報にも
Grailsの記事が掲載されていますので、
そちらもぜひ参照してください。
本書を手にとった読者の皆さんが、
顧客にタイムリーに価値を提供できることを願ってやみません。